吉田温泉神社古墳から南に約200mの観音堂古墳(吉田温泉神社21号墳)。墳丘は規模が約31mの不整形な隅丸方形。
観音堂古墳
観音堂古墳は、 墳丘の規模が約31mの不整形な隅丸方形を示し、南側には小さな張出しをもっている。墳丘は当時の表土上に周囲を削った土を盛り上げたもので、墳裾の一部には敷石も見られる。 周湟(しゅうこう)は不整形ながら認められ、幅の広い南側では9mをはかる。築造時期は、周湟から出土する土師器の器台、壺などの特徴から古墳時代の前期に位置付けられる。
栃木県那須郡那珂川町吉田 吉田温泉神社3号墳・観音堂古墳 | 古墳探訪記