週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

田中稲荷塚 狛江市元和泉

ご〜ご〜ひでりんさんの「古墳なう」で紹介されている田中稲荷塚を訪れた。田中橋の交差点近くの三角地に稲荷様が祀られている。 田中橋の交差点の斜向かいで変わった神社を見つけた。羽田の穴守稲荷神社の分社とのこと。参道が螺旋階段。 かつて田中橋の南…

白井塚古墳 狛江市中和泉

飯田塚古墳の西隣の白井塚古墳。雑木林に覆われた墳頂の上に稲荷が祀られている。径36mほどの円墳。狛江古墳群のなかでは初期の5世紀後半から6世紀前半の築造。土地の所有者にお願いして見学したいところだが、今は接触機会を増やすことは避け、またの機会と…

飯田塚古墳 狛江市中和泉

ローソン 狛江中和泉三丁目店の裏の宅地の間にある飯田塚古墳。周りが宅地に開発されて、見学が容易になった。窮屈そうだが、保存されたことに感謝。 文献 [1] 狛江市教育委員会 2019「市内遺跡発掘調査報告書 Ⅵ 平成26~29年度」『狛江市文化財調査報告…

兜塚古墳 (再訪) 狛江市中和泉

亀塚古墳の次に兜塚古墳を再訪した。墳頂の三等三角点(標高30.4m)。 近所の紫陽花 詳細情報 : 東京都文化財情報データベース 狛江古墳群I 文化財ノート9 狛江市教育委員会 1998年 狛江古墳群II 文化財ノート10 狛江市教育委員会 1998年 古墳や史跡が歴史伝え…

亀塚古墳 (再訪) 狛江市元和泉

4月にオープンした狛江市の亀塚古墳公園を訪れた。西側にあった住宅地を古墳公園として整備。徳富蘇峰が揮毫した石碑の正面からアプローチできるようになった。 北東側のアプローチは以前と変わらず。 亀塚古墳 - 狛江市役所 ガク☆チキ最新号(2020年3月発行…

多摩川決壊の碑 狛江市猪方

多摩川決壊の碑は、1999年(平成11年)に設置された1974年(昭和49年)の多摩川水害のモニュメント。多摩川水害は1974年8月31日深夜から9月1日夕方にかけて台風16号の影響による多量の降雨で多摩川の堤防が決壊、3日の午後までに濁流により家屋19棟を流失させる…

前原下峡塚・猪方稲荷塚・猪方767番地古墳? 狛江市猪方

ご〜ご〜ひでりんさんの「古墳なう」で紹介されている前原下峡塚・猪方稲荷塚・猪方767番地古墳?を訪れた。 前原下峡塚 猪方稲荷塚 猪方767番地古墳? 狛江百塚 - 狛江市役所 近くの駐車場にあった撮影用のパトカー 痛車 県をまたぐ移動の自粛要請解除を受…

前原塚古墳 (再訪) 狛江市猪方

猪方小川塚古墳から北北東に約180mの前原塚古墳を再訪。円墳。径18m。高さ2.1〜2.6m。6世紀中頃に築造。古墳は広い畑の中にある。樹木が繁っているが古墳の形がはっきりと確認できる。3年前と変わらぬ姿。 狛江のまち―魅力百選(70)(1179号6面) - 狛江市…

猪方小川塚古墳 (再訪) 狛江市猪方

古墳巡りを再開。4月にオープンした狛江市の猪方小川塚古墳公園を訪れた。古墳巡りは、桜が咲いて緩みが出たと言われた3月の3連休以来なのでほぼ3ヶ月ぶり。猪方小川塚古墳は、すでに消滅したと考えられていたが、2012年の宅地造成に伴う調査で個人宅の庭先…

江北氷川神社 足立区江北

江北氷川神社は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る。旧江北村(沼田、鹿浜、鹿浜新田、加賀皿沼、高野、谷在家、宮城、小台、堀之内)九ヵ村の総本社。 東京都足立区で安産・厄祓い・初宮参り|ご祈願・お参りは《江北氷川神社へ》 (2007年6月24日撮影) 県ま…

江北橋 足立区江北、宮城

荒川に架かる江北橋。現在、塗装工事中。 河口から17km地点 五色桜をデザインした高欄(欄干)。夜間の事故対策蛍光灯が埋め込まれている。 歩道のタイル 親柱 江北橋の由来 江北橋が最初にけられたのは、荒川放水路が開削された後の、大正十二年四月である。…

茨城の考古学散歩

茨城県立歴史館を訪ねた折に購入しようと考えていた「茨城の考古学散歩」、自粛生活で水戸が遠いなと思っていたら、茨城県考古学協会から購入できた。ありがたい。これを読んで茨城県の古墳巡りの構想を練りたい。 【茨城の考古学散歩】A5判382頁。2010年5月…

50州25セント硬貨 State Quarters

私のコインコレクションから米国の「50州25セント硬貨(State Quarters)」を紹介。アメリカ合衆国造幣局が1999年から2008年の10年間に毎年5種類づつ、裏面に合衆国の50州をデザインした25セント硬貨(Quarters)を発行した。発行順は合衆国に加盟した順番でハワ…

世界文化遺産貨幣セット 百舌鳥・古市古墳群 - 古代日本の墳墓群 -

記念に申し込んだ「世界文化遺産貨幣セット」「百舌鳥・古市古墳群 - 古代日本の墳墓群 -」が送られてきた。記念硬貨かと思っていたがそうではなく、令和2年銘の未使用の6種類の通常硬貨と年銘板のセットで、年銘板の表面に伝仁徳天皇陵古墳(大仙陵古墳)、裏…

発掘された日本列島2020 江戸東京博物館

江戸東京博物館の企画展「発掘された日本列島2020」は、予定を変更して6月13日(土)から開催された。東京アラートも解除されたので、早速、訪れた。展示は新発見考古速報展と「特集1 日本の自然が育んだ多様な地域文化」と「特集2 記念物100年―我がまちが誇…

東京煉瓦工場跡 足立区宮城

みやぎ水再生センターの向かいで建売住宅の建築前に掘られた地面の穴を覗いたら土の色が煉瓦色。文献[1]によると、明治初め、宮城村で下川馬次郎氏によって煉瓦の製造が始められた。その後、荒川沿いの堀之内、小台大門、宮城、本木や対岸の豊島、船方、尾久…

みやぎ水再生センター 足立区宮城

1962年(昭和37年)4月に運転開始した東京都下水道局みやぎ水再生センター。処理区域は北区の大部分と板橋・豊島・足立区の一部。現在、浸水被害から街を守る雨水ポンプ棟を建設工事中。 水処理施設の上部空間に宮城ファミリー公園がある。 隅田川の上を首都高…

碩運寺(寺の湯跡) 荒川区西尾久

大正2年、飛鳥山下と三の輪の間を結ぶ王子電車(現在の都電)が開通し、翌年、碩運寺(せきうんじ)にラジウムを含む鉱泉の温泉「寺の湯(後の不老閣)」が開業した。不老閣をきっかけに、尾久地域に続々と温泉旅館や料理店が開業し、東京郊外の温泉街として知られ…

尾久八幡神社 荒川区西尾久

応神天皇を祀る八幡様。尾久八幡神社は、正確な創建の年は不詳だが、鎌倉時代末期の1312年(正和元年)に尾久の地が鎌倉の鶴岡八幡宮に寄進された頃にさかのぼると考えられている。神社の前を都電荒川線が走る。 馬場子育稲荷神社 緊急事態宣言の解除を受け、…

不忍池大反乱

Twitterで話題の「不忍池大反乱」上野への愛が溢れてる。ちなみに上野動物園のパンダ舎は今年3月頃完成予定で、不忍池のとなりの西園の旧子ども動物園跡地に移転して新しいジャイアントパンダ展示施設「パンダのふるさとゾーン」(仮称)として新規整備中。…

都電おもいで広場 荒川区西尾久

都電の荒川車庫に併設されている「都電おもいで広場」 (2019年9月7日撮影) 緊急事態宣言の解除を受け、古墳巡りの再開を検討中。東京アラート発動中。 都電荒川線7700形と7000形。7708号車と7022号車の競演は数ヶ月だけ見られたシーンでした。2017年4月22日…

道灌山遺跡 荒川区西日暮里

道灌山遺跡は、開成学園のグラウンドを中心に台地上に広がる縄文時代から江戸時代に至る複合遺跡。道灌山は太田道灌に由来すると思っていたが、地元の善性寺の開基とされる関道閑(せきどうかん)の屋敷跡に由来するとの説もあるそうだ。 東都名所 道灌山虫聞…

トンボ鉛筆本社ビル 北区豊島

2008年にグッドデザイン賞を受賞したトンボ鉛筆本社ビル。地上6階の事務所棟と地上2階の食堂棟が前面の緑の広場を囲みL字型に配置。食堂棟に向けて緩やかに昇る緑の丘は、その下に実験室を内包し、優しく来客を迎え入れると共に街に緑のオープンスペースを提…

田端ふれあい橋(旧田端大橋) 北区東田端

田端大橋はJR田端駅北口の駅前でJR山手線、京浜東北線を跨ぐ跨線橋で、1987(昭和62年)に新田端大橋が竣工。1935年(昭和10年)に建設された旧田端大橋は、新田端大橋の開通後に撤去される計画であったが、地域住民の強い要望もあり、歩行者専用の田端ふれあい…

紀州神社と紀州通り(須賀線跡) 北区豊島

北区豊島の紀州神社は、鎌倉時代後期、紀州和歌山にある紀伊国一之宮 伊太祁曽(いたきそ)神社を勧請したのがはじまりで水の神様として知られている。五十猛命(いそたけるのみこと)、大弥津姫命(おおやつひめのみこと)、柧津姫命(つまつひめのみこと)を祀る。…

王子第二ポンプ場 北区堀船

石神井川は1969年に完成した飛鳥山分水路で飛鳥山の下のトンネルを抜けてから北東に流れ、隅田川に注ぐ。石神井川の新堀橋から隅田川との合流部。正面は足立区の東京都下水道局みやぎ水再生センター。頭上は首都高速中央環状線。浸水による被害から街を守る…

洋紙発祥の碑 北区王子

JR王子駅前のサンスクエアの脇に「洋紙発祥の碑」がある。1873年(明治6年)、欧州視察から帰国した渋沢栄一が「抄紙会社」を設立したことを記念して、1953年に王子製紙の跡地に建てられた。抄紙会社は、イギリスから機械を導入して1875年に操業を開始、1893年…

金剛寺 北区滝野川

清光寺の南南西に約2kmの石神井川の紅葉橋のたもとの金剛寺に源頼朝の布陣伝承地の説明板が立つ。 石神井川 音無もみじ緑地緊急事態宣言の解除を受け、古墳巡りの再開を検討中。東京アラート発動中。 にほんブログ村

清光寺 北区豊島

清光寺は、平安時代末期から鎌倉時代初期、豊島郡を中心に活躍した豪族豊島康家・清光が開基した寺院と伝えられる。清光寺に安置されている僧形の清光の坐像は、現存する唯一の清光の肖像で、北区の有形文化財に指定されている。江戸時代の作。清光は近年に…

武蔵国の旗本 埼玉県立歴史と民俗の博物館

新型コロナ感染症のため、1日も開館せずに終了した埼玉県立歴史と民俗博物館の特別展「武蔵国の旗本」をTwitterのツイートで振り返る。 臨時休館、5月31日までの延長が決まりました。結局、特別展「武蔵国の旗本」は1日も開けることが出来ないまま、来週には…