週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

碩運寺(寺の湯跡) 荒川区西尾久

大正2年飛鳥山下と三の輪の間を結ぶ王子電車(現在の都電)が開通し、翌年、碩運寺(せきうんじ)にラジウムを含む鉱泉の温泉「寺の湯(後の不老閣)」が開業した。不老閣をきっかけに、尾久地域に続々と温泉旅館や料理店が開業し、東京郊外の温泉街として知られた。温泉街とともに、花街としても発展し、1922年(大正11年)に二業地、続いて三業地の指定を受けた。三業とは料理屋・待合茶屋置屋(芸者屋)をまとめた呼称。

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地蔵山の庚申塔


尾久三業地の名残をとどめる割烹熱海(大正6年創業)。手前に割烹喜楽(きらく)があった。
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上野動物園クロヒョウ脱走事件」「二・二六事件」とともに昭和11年の三大事件と称される阿部定事件は、尾久三業地の待合「満佐喜」で起きた事件。

緊急事態宣言の解除を受け、古墳巡りの再開を検討中。

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