週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

発掘された日本列島2020 江戸東京博物館

江戸東京博物館の企画展「発掘された日本列島2020」は、予定を変更して6月13日(土)から開催された。東京アラートも解除されたので、早速、訪れた。展示は新発見考古速報展と「特集1 日本の自然が育んだ多様な地域文化」と「特集2 記念物100年―我がまちが誇る史跡・名勝・天然記念物―」と地域展「東京府史蹟」の4部構成。速報展では静岡県富士市の伝法古墳群の東平1号墳から出土した丁字形利器を発見。新型コロナが怖くて行けなかった富士山かぐや姫ミュージアムの企画展「東海の軍を発す」で「全国で4点しか見つかっていない丁字形利器」として展示されていたもの。特集1では新潟県三条市の吉野屋遺跡の火焔型土器、飯盒炊飯にしか見えない長野県の比丘尼原遺跡の有孔鍔付土器、愛知県一宮市のパレススタイル土器、岡山県真庭市の特殊壺と特殊器台、千葉県栄町の龍角寺101号墳の犬形埴輪、千葉県流山市の東深井7号墳の魚形埴輪、群馬県太田市のオクマン山古墳の鷹匠埴輪、鳥取県北栄町の土下古墳群の鹿形埴輪など。特集2では特別史跡に指定された埼玉古墳群の稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣(レプリカ)など。ちなみに江戸東京博物館は、2月29日から6月1日の間、臨時休館していた。自粛生活を始めてから博物館に来るのは今回が初。気持ち的にはいろいろ複雑。じっくり見たいとか、早く帰りたいとか。館全体は閑散としているが、企画展は意外に見学者がいてディスタンスに気を使うとか。アルコールが手に滲みるとか。車で行ったら電車より時短だけど駐車場料金が高かったとか。パンプレットもらったけど、接触感染が怖いのでしばらく放置とか。例年ある関東考古学フェアのスタンプラリーの台紙が見当たらなかった。今年は中止かな。(※9月18日からスタート)

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文化庁[編]の「発掘された日本列島2020」は絶賛発売中。

「発掘された日本列島2020」展の開催のお知らせ | 文化庁

企画展「発掘された日本列島2020」 - 江戸東京博物館

龍角寺101号墳は2年前に訪れた。

東深井7号墳は2年前に訪れた。

緊急事態宣言の解除を受け、古墳巡りの再開を検討中。

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