週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

雷電山古墳 小美玉市上玉里

茨城県立歴史館の企画展「常陸平氏 ―将門・清盛につながる一族―」で雷電山経塚遺物(金銅製経筒・渥美焼経筒外容器)を鑑賞したので、その出土地の雷電山古墳を訪れた。舟塚古墳群の2号墳。帆立貝形古墳。文献[1]では全長55.8m。

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雷電山の経塚遺物 (市指定有形文化財 雷電山経塚遺物出土地)

この雷電山古墳の墳頂から、現在村指定 有形文化財(考古第一号)に指定されている経筒、渥美産陶製壺、常滑焼大甕が出土しました。これは、経筒の中に経文を納め、さらに壺に入れ埋納したものです。

この経塚は、渥美産陶製壺や常滑燒大甕から、鎌倉時代初期という年代が与えられており、国府常陸大掾氏との関係が深いと考えられています。

平成十七年三月 小美玉市教育委員会

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浄土の教えを伝える照光寺

浄土教と玉里の郷

玉里の郷は、遠く先史縄文時代弥生時代より平安時代と繋がる歴史ある地域である。

この地域は霞ケ浦に面しており、水上交易の重要な拠点であった。特に高浜、玉里の入り江は筑波東部地区の要所となっていた。それと同時に玉里は霞ケ浦を、一望する軍事上の拠点となっており、その当時は、玉里地域には館山館、殿塚館、笠松館、原山館があり、守りの要所であった。

平安より常陸の国は大掾家によって守護されていたが、照光寺敷地は大掾家の住まいとされ、大掾家によって古くから浄土教がもたらされた。雷電山古墳(寺内)より経筒等が出土したことから平安末期には浄土教が弘通されていたことが分かる。

一 当寺の開山

当山は遠く遡ること建武の中興後、南北朝時代の草創(再建)とされ大掾氏によって、良善上人がこの地に招請された。その時、応安元年(西曆1368年)7月7日で あった。この日を以て照光寺が開山された。

上人について、伝記によると「大和の国(奈良県)下加茂神社の宮司の長子であって、仏法弘通のため東国に来たりし、云々」と云われ良善上人は浄土宗名越派の中で重要な役目を担っていた。名越派円通寺を創建した良栄上人と共に下野・常陸の国に一大教網を造り上げた。

上人には二〜三拾人の優れた弟子があり、特に良珠(当寺二世)・良納(当寺三世)上人はその中心的役目を担っていた。良善上人以降の諸上人は救民にあたり、照光寺の 長い歴史を刻んできた。

開山 大連社良善上人榮傳大和尚祖師

開基 前常陸国大守三品高龍院殿安室大居士(平高幹入道)

   梅光院殿前三河守養譽経公大居士(鶴町三河守照光)

開創 応安元年(西1368年7月7日)

(中略)

地域の人々と檀信徒の安寧の地とならんことを請い願い寺の経緯を刺し 永く後世に伝えるものである。

令和5年5月新緑の候 建立当寺前住職 第三十八世 愚老僧戸田見成

こちらが前方部
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文献

  1. 忽那敬三 2013「玉里舟塚古墳の副葬品と年代明治大学博物館研究報告 第18巻

 

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