真名板高山(まないたたかやま)古墳は、東西に主軸を持つ前方後円墳で、前方部に浅間社を祀る。全長90.5m、高さ7.3m。周辺から採取された埴輪片等から6世紀後半の築造と考えられ、西約4kmに位置する埼玉古墳群と時期的に並行する。前回、初めて訪れた時も夏で、草が生い茂り墳丘上に登らなかった。今回も墳丘上に登るルートを探したが見当たらず、南側から胸のあたりまである草をかき分け強引に登ったら茂みの内側は下草もなく登れた。北側から進入するのが正解だったかも。
後円部の南側から墳丘裾に侵入。右手前が後円部、左奥が前方部。南側は民家の敷地で大きく削られている。
後円部の墳頂から東側の薬師堂の眺め
後円部の墳頂から前方部
くびれ部の墳丘上から後円部
くびれ部の墳丘上から前方部
前方部墳頂に祀られる浅間社
前方部墳頂から後円部
前方部裾から前方部
北側から右手前が前方部、左奥が後円部
右手前が前方部、左奥が後円部
左手前が後円部、右奥が前方部
文献
[1] 小久保徹 他、1988『県内主要古墳の調査(1)』「調査研究報告」第1号 埼玉県立さきたま資料館