週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

江田船山古墳 玉名郡和水町

75文字の銀象嵌銘を持つ大刀が出土したことで有名な熊本県玉名郡和水町(なごみまち)の江田船山古墳。銘にある「獲□□□鹵大王」は、獲を「蝮(たじひ)」、鹵を「歯」と読んで、反正天皇 多遅比瑞歯別尊(たじひのみずはわけのみこと)(日本書紀)または水歯別命(古事記)と長い間推定されてきた。ところが、1978年に埼玉県行田市稲荷山古墳から出土した金錯銘鉄剣に「獲加多支鹵大王」という文字が発見され、「獲〓〓〓鹵大王」と4文字が一致することから、「ワカタケル大王」と読み、雄略天皇に比定することが定説になった。

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