大神塚(応神塚)古墳の発掘調査現場見学会の前に十三塚を見学した。十三塚は、村境や街道筋に沿って、ほぼ一直線に並ぶものが多く、こちらの十三塚もその一例。
十三塚(②小僧塚)
十三塚(③おこり塚)
十三塚(おこり塚)
十三塚は、北は岩手県、南は鹿児島県まで分布しており、神奈川県では27か所が知られています。配列はほぼ一直線に並ぶのが基本と考えられ、村境や街道筋に沿ったものが多く、当地の十三塚 もその一例といえます。
おこり塚は、かつて15基存在したと伝えられる塚の中で最も大きな規模となっています。昭和6年に実施した発掘調査の結果、中世後半(室町〜戦国時代ごろ)に築造されたと考えられています。
寒川町教育委員会
十三塚(⑤)
ここは? 違ったみたい。
文献
[1] 越の山横穴墓群発掘調査団 1991 『岡田越の山横穴墓群・岡田おこり塚(十三塚)発掘調査報告書』寒川町
東京都荒川区にも十三坊塚があったと伝わる。