トーハクの「コレクションの探求 はにわ展から50年」を鑑賞した後で桜に誘われて上野公園から谷中を散歩した。そのときに、蒲生君平の墓のある臨江寺を訪れた。
蒲生君平は、寛政の三奇人の一人、天皇陵(古墳)を初めて体系的に調査した江戸時代の儒学者。京の都で国学者たちと交流する間に天皇陵の研究を思い立ち、1799年(寛政11年)から全国各地の天皇陵を訪ねる旅に出て、その旅の成果を「山陵志」と言う本にまとめ出版した。「前方後円」と言う形状呼称は蒲生君平の命名。1813年(文化10年)7月5日(太陰暦)に赤痢で亡くなった。享年46歳。蒲生君平の墓は国指定の史跡。
臨江寺
実は、5年前(2018年2月)にも一度、訪れている。
蒲生君平「山陵志」 | 玉川大学教育博物館 館蔵資料(デジタルアーカイブ)
"『シーボルト蒐集和書目録』には『古山陵之図』の一つ前に「51.山陵志 蒲生秀實 全一冊」とあり.......この書物は山陵家としてこの時期において第一人者である「蒲生君平」の著作であり、当然この中には各天皇の陵名や、その所在地の考証が詳述されている"
— 月をみるもの (@bamboo4031) 2020年5月3日
江戸時代に描かれた天皇陵の図。
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」「天皇を旅する地図」 (@katsunomisanzai) 2021年3月21日
何の変哲もない古墳の絵とおもいきや… pic.twitter.com/Wzmv5tY32M
石室パカっ! pic.twitter.com/8nNsqcu9pg
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」「天皇を旅する地図」 (@katsunomisanzai) 2021年3月21日
さらに棺もドン! pic.twitter.com/ISD4s5lT2l
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」「天皇を旅する地図」 (@katsunomisanzai) 2021年3月21日
二枚めくりになってる絵図はまあ見るのだけど、三段構えはと恐れ入った。
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」「天皇を旅する地図」 (@katsunomisanzai) 2021年3月21日
こういうギミックは見てて楽しいし、先人の工夫にただただ尊敬。 pic.twitter.com/03N2ou6GXd
国会図書館デジタルコレクション『山陵志』より。https://t.co/LGSou4QHVY
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」「天皇を旅する地図」 (@katsunomisanzai) 2021年3月21日
古墳はいいなあ。 pic.twitter.com/FJSJyz4iR4