つくば市・土浦市の古墳巡りの続き。国道125号線沿いのお食事処「ニュー高根」裏にある甲山古墳。耕作や開発工事等で墳丘は著しく変じ、墳形は前方後円墳なのか円墳なのか判断できない。ドライブ・イン建設時に円筒埴輪と人物埴輪の頭部が発見されている。昭和56年3月に筑波大学が発掘調査を実施。墳頂部の現在表面下50cmの同レベルから2基の箱式石棺を検出。石棺はL字形に配列。2号棺は頭位を違えた2体と幼児を含む3体合葬。文献[4]の「甲山古墳群、番号556、前方後円墳、円墳4基」
文献
[1] 筑波大学 1981「筑波古代地域史の研究」
[2] 筑波大学 2019「つくば市甲山古墳の研究 - 調査報告編 -」筑波大学先史学・考古学研究 第30号
[3] 筑波大学 2020「つくば市甲山古墳の研究 : 考察編」筑波大学先史学・考古学研究 第31号