ラゾーナ川崎プラザについては以前にブログ記事を書いた。その時は、各所に隠されている東芝堀川町工場の名残りのオブジェとして堀川町工場の基礎のレンガを紹介した。今回紹介するのは1906年から始まる堀川町工場の歴史を刻んだカレンダー。
温泉通りに面した歩道脇には、2004年12月に堀川町工場敷地内の駅前側にあった4本のソメイヨシノが移植された。
ラゾーナ川崎プラザは、開業時には、東芝不動産と三井不動産の共同出資で、土地は東芝が定期借地権で貸与だった。それで東芝堀川町工場の歴史をを刻む仕掛けが施されたのであろう。更地にして手放した柳町工場や青梅工場の跡地には何か記念碑的なものはあるのだろうか。ちなみに東芝不動産は2020年に野村不動産の100%子会社となり、野村不動産ビルディングと商号が変更された。