週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

中野木台遺跡 遺跡見学会 (8/10) 船橋市中野木

8月10日に開催された中野木台遺跡 第25次調査地点の遺跡の見学会に参加した。現在、船橋市教育委員会が発掘調査を行っている。中野木台遺跡25次調査地点は、JR津田沼駅より北西に約1.1㎞、前原中学校より南に300mほどにある。本調査は、6月上旬から3区画に分けて調査中で、1区画目では、縄文時代早期(約9000~8000年前)の炉穴や縄文時代中期(約4800~4500年前)の竪穴住居跡・土坑などを検出。竪穴住居跡からは、多数の縄文土器や石鏃や石棒などの石器・石製品も出土。1区画目の調査が終了し埋め戻され、見学会では調査中の2区画目を公開。

f:id:kofunmeguri:20240810175934j:image
f:id:kofunmeguri:20240810180145j:image
f:id:kofunmeguri:20240810180905j:image
f:id:kofunmeguri:20240810180902j:image
f:id:kofunmeguri:20240810180910j:image
f:id:kofunmeguri:20240810180907j:image

中野木5号広場
f:id:kofunmeguri:20240810183405j:image
f:id:kofunmeguri:20240810183411j:image
f:id:kofunmeguri:20240810192637j:image

中野木台遺跡(中野木2丁目)

中野木台遺跡(なかのきだいいせき)は縄文時代早期(約11000〜8000年前)と中期後半(4800〜4500年前)の集落跡です。今までの発掘調査で、縄文時代早期は台地の縁辺部、縄文時代中期は台地中央の平坦部を中心とする縄文時代のムラの広がりがわかってきました。

前原中学校南側の1次・(9)・(18)・(19)調査地点では、縄文時代中期後半の竪穴住居跡約20軒と小竪穴(地面を掘り込んで木の実などを貯蔵した穴倉)などがみつかっており、このあたりは縄文時代中期のムラの中心部でした。

平成30年3月船橋市教育委員会

 

にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村