壬生町立歴史民俗資料館に常設展示されている高さが160cmを超える家形埴輪が出土した富士山古墳を訪れた。
入山口
県指定史跡 富士山古墳
富士山古墳は、丘陵の先端部に築かれた二段築成の円墳です。 谷を挟み西側にある茶臼山古墳とともに、南に広がる低地面を見下ろすように築かれています。
富士山古墳の発掘調査は、平成5年度に町教育委員会により行われました。その結果、幅広く造られた墳丘第一段平坦面(基壇)は、南側は丘陵部を削り出し造られているのに対し、谷が迫る東西両側は盛り土を行い平坦面が造られていることを確認しました。墳丘の規模は楕円形を呈する墳丘第一段の直径が最大で86m、第二段の直径が55m、高さが約12mあります。
墳頂部からは二棟の家形埴輪と翳形埴輪などが出土し、墳丘第一段の平坦面からは円筒埴輪列と馬と人物からなる形象埴輪列も確認されています。とくに家形埴輪はいずれも高さが、160cmを上回る国内でも最大級の埴輪です。円筒埴輪も外面に七条の突帯をもつ直径約45cm・高さ1mを超える大型の埴輪です。
先日放送のNHK番組 #歴史探偵 で、大阪府今城塚古墳出土の日本最大の家形埴輪が紹介されましたね。
— 壬生町立歴史民俗資料館 (@miburekimin) 2023年7月28日
実は、その次に大きいの、うちの子なんです。高さ約168cm。富士山古墳から見つかりました。
常設(無料)で会えますよ(ノ*°▽°)ノ pic.twitter.com/jQPcq5kwdn
墳頂
基壇面をぐるっと一周
鹿沼カントリー倶楽部
神徳大神宮
下山