週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

あれもEこれもE - 加曽利E式土器 北西部地域編 - 千葉市立加曽利貝塚博物館

加曽利貝塚の現地説明会の予約時間の前に加曽利貝塚縄文遺跡公園内の千葉市立加曽利貝塚博物館で開催中の企画展「あれもEこれもE - 加曽利E式土器 北西部地域編 -」を見学。加曽利E式土器とは、加曽利貝塚の北貝塚のE地点を標識遺跡とする縄文土器の型式で、中部地方や関東西部で作られていた勝坂式土器に、東北南部の大木式の要素が取り込まれることで成立し、拡がっていったと考えられている。分布域は関東全域と広く、縄文時代後期になると、西日本地域の影響を受け成立した称名寺式土器が、関東全域に拡がってくることで加曽利E式土器は徐々に姿を消したが、千葉県では他地域に比べ、より新しい年代まで、加曽利E式土器が作られ続けた。加曽利貝塚博物館では、平成30年度に企画展「あれもEこれもE」の千葉市内編、令和元年度に印旛地域編、今年度は北西部地域編とシリーズで開催している。北西部地域編では、松戸市中峠遺跡の継続的な発掘調査や調査成果の公表と縄文時代中期中葉末から中期後葉初頭土器群に関する研究を牽引してきた下総考古学研究会の協力のもと、中峠式土器の再検討に関する展示を実現したそうだ。

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