神川町多目的交流施設で開催中の企画展「かみかわの古墳を知ろう(2)城戸野」を見学した。青柳古墳群の城戸野(じょうどの)支群は、青柳古墳群でも南に位置し、神流川によって形成された標高約108〜112mの河岸段丘上に立地する。確認された30基の古墳のうち、墳丘が残る古墳は13基。前方後円墳と思われる20号墳を除いて円墳。1968年の農業用水路建設に伴って4基の古墳(城戸野1〜4号墳)、1990年、1991年の農業基盤整備事業に伴って4基の古墳(7, 15, 16, 30号墳)が発掘調査され、古墳時代後期に造られた古墳群であることがわかった。本展では発掘調査の時の写真や出土品を展示。目玉は城戸野30号墳出土の鷹形埴輪の頭部。青柳古墳群の城戸野支群はこの後に訪れた。
今年7月に「かみかわの古墳を知ろう(1) 四軒在家」が開催された。神川町の青柳古墳群の四軒在家支群を知り、東京都国立市の青柳古墳群の四軒在家遺跡の10基の円墳との名前被りに驚いた。このときは新型コロナ禍の影響で見学できなかった。今回、窓口で「かみかわの古墳を知ろう(2) 城戸野」のレジメをいただいたときに「(1) 四軒在家」のレジメをいただけないか尋ねたところ、快く探してくれていただくことができた。ありがとうございます。
文献
[1] 神川町教育委員会 1997 『神川町埋蔵文化財調査報告 第16集:青柳古墳群城戸野・海老ヶ久保・十二ヶ谷戸・二ノ宮支群』神川町教委委員会
[2] 令和2年度企画展「かみかわの古墳を知ろう(1)〜四軒在家〜」展示パンフレット
[3] 令和2年度企画展「かみかわの古墳を知ろう(2)〜城戸野〜」展示パンフレット
「かみかわの古墳を知ろう②~城戸編~」神川町多目的交流施設。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年9月23日
神川町は古墳が多い。
またかなりの数の古墳が発掘調査されている。
そうした古墳の出土品を何期かに分けて展示する。
後期の群集墳が多いので埴輪や耳環や鏃などが多い。
裸の展示なので観察にもってこいですね。
解説もていねいです。 pic.twitter.com/OGqtDhH04m
臨時の展示かと思ったらほとんど文化財センターの展示室でした。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年9月23日
見事な縄文土器が並んでいる。
人面画付き土器。
なんの動物だろう?
という不思議な土器もあってドキドキ感いっぱいの展示室です。
前期から晩期まで連続しているようです。 pic.twitter.com/OkadMkIDdh
一番驚いたのが初期弥生土器がたくさんあった事。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年9月23日
再葬墓からの出土ということでした。
神流川をはさんで対岸が群馬県藤岡市。
縄文や弥生土器、古墳まで驚くほど相互の交流が盛んだったようです。
まだまだ知らない遺跡が多いなと実感しました😮 pic.twitter.com/0jOIVdbQ3y
「かみかわの古墳を知ろう③~南塚原~」神川町多目的交流施設。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年11月9日
古墳シリーズ第3弾!
ハイペースの企画展。
青柳古墳群南塚原支群の展示。
銀象嵌大刀や人物埴輪など驚きの展示品が出るよ。
歴史講座も注目。
新進の若手専門家の話。
最新の話が聞けるはず。
盾持ち埴輪や牛田古墳群の話も出るかも。 pic.twitter.com/Bido741cBO
神川町中央公民館。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年11月10日
ここに考古展示室があることを知っている人はいないだろう。
見えない奥に第2展示室。
一歩入ると驚きの展示品。
この縄文土器もすごいな。
なんかゴテゴテ感。
何を考えて造ったのだろう。
人面付土器も無造作につくっているがつり目が何か可愛い。
耳飾りは赤彩。
漆塗りかな。 pic.twitter.com/Tj2D7kUTZX
道のオアシス 神泉