週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

「王権と古墳」 國學院大学博物館

百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録を記念して、國學院大学博物館で開催中の特集展示「王権と古墳」を開催中(10月27日まで)を鑑賞した。

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展示の見どころは「大仙陵古墳(伝仁徳陵)から出土した副葬品の絵図」蔵出しの初公開。

図書館所蔵の『後漢書』・『三国志』・『常陸国風土記』・『萬葉集』・『続日本紀』も。

9月27日に開催された深澤太郎准教授のナイトミュージアムトーク「古墳とは何か -本展の見どころ」を最前列で聴講。

9月28日の笹生館長のミュージアムトーク「大型古墳と地域開発と神祭り」を最前列で聴講。

10月5日に青木敬准教授のミュージアムトーク「古墳築造技術の歴史的意義」を最前列で聴講。前期古墳では墳丘構築技術に東西差があり、墳丘の外表付近に土手状盛土を構築する西日本的工法と、墳丘の中央に小丘を築く東日本的工法に分類できるという指摘は初めて知った。また、土嚢積み、土塊というものも初めて知った。もっと知りたくて青木准教授の著書「土木技術の古代史」を読んでいる。

久しぶりに古墳エキスが注入できた。ミュージアムトークはあと2回ある。参加したい。

台風19号により10/12のミュージアムトークは中止。10/27 13:00~13:45に振替開催。

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