琴平古墳から大坂上古墳に移動。





大坂上古墳(おおさかうえこふん、比奈G-第28号墳)
墳形墳 円墳 推定径約17m
埋葬施設 横穴式石室 全長9.65m(中央部幅1.97m、同高1.82m)
築造時期 飛鳥時代(七世紀)吉原工業高校のある丘陵一帯には、古墳時代から飛鳥時代にかけて、30基以上の古墳が築かれました。大坂上古墳は、工業高校建設に先立つ昭和32年9月に発掘調査が行われ、その後、この場所へ移築・復元されました。
富士山の溶岩を用いて築かれた横穴式石室からは、方頭大刀や鉄鏃、土器等の副葬品が出土しました。大刀の形式や古墳群内最大級の石室規模から、この古墳の主は飛鳥時代の比奈地区を代表する指導者であったと考えられます。
なお、工業高校の敷地には四世紀の王墓である東坂古墳も立地し、この地が有力者の墓域として長らく認識されていたことがうかがえます。
令和7年3月 富士市教育委員会
※大坂上古墳・東坂古墳の出土品:富士山かぐや姫ミュージアム蔵


