週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

駐日ロシア連邦大使館 港区麻布台

今、日本で最も警備の厳しい場所の1つ、港区麻布台の駐日ロシア連邦大使館。実は、半世紀ほど前の子供の頃のソ連時代に中に入ったことがある。当時、短波ラジオで特に海外放送を夜間に聴いて放送局に電波状況や番組の感想をレポートして、ベリカードと呼ばれる絵葉書のようなカードを貰って集めるBCLという趣味にハマっていた。夜間に聞くのは、太陽の紫外線の影響で、夜間と昼間では電離層の状態が変化して、短波の場合、夜間になると、電波が電離層と地表の間を何回も反射して、地球の裏側の放送局のアンテナから送信された放送を聞くことができる。外国語放送は難易度が高かったので、日本語放送を聞いていた。日本語放送のある海外局は数えるほどだったが、当時(冷戦時代)はソ連と中国が日本向けの日本語放送でのプロパガンダに力を入れていた。ソ連のモスクワ放送では、「日ソ友の会」を組織して、ファンクラブ的な活動を行なっていた。その活動で、ソ連大使館で「日ソ友の会」が主催するファン感謝デーのような催し物があり、招待されて参加したことがある。ちょうど、ソ連防空軍所属のペレンコ中尉がMiG-25迎撃戦闘機で函館空港に強行着陸して亡命を求める事件があった頃で、治外法権が及ぶ大使館に足を踏み入れるのは勇気が必要だった。催し物は和気あいあいとした物で、抽選でモスクワ放送オリジナルのレポート用紙をもらった記憶がある。今回、在日ウクライナ大使館と駐日ロシア連邦大使館がTwitterプロパガンダ合戦しているのを見ると、モスクワ放送を思い出し、旧ソ連で同じ釜の飯を食ったもの同士感を感じる。

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モスクワ放送のベリカード
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ウクライナとロシアの市民に平和と安全を

(削除されたツイート)

https://twitter.com/UKRinJPN/status/1501852268890832898:embed#ウクライナが卑劣なロシア侵攻を受けるなか、ロシアの町との「姉妹関係」を保ち続けるのは偽善のように思われます。当館が日本の都道府県及び市に対して、ロシアの地域及び市との姉妹都市関係の断絶を呼びかけました。 https://t.co/UaxBBlqV8A

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