真福寺貝塚の現地説明会が19日に開催されたので参加した。真福寺貝塚は、縄文時代後期(約4,000年前)から縄文時代晩期中頃(約2,600年前)で、貝塚と住居跡、水辺の活動場所が一体となって保存された貴重な遺跡。国指定史跡。平成28年度から3ヶ年で史跡東側の居住域にある高まりから窪地にかけて調査を実施した。今年度は史跡西側の窪地から谷部の低地を調査中。
西側に設定された二本のトレンチのうち長いトレンチ(手前が窪地で奥が谷部の低地)
黄色の土が関東ローム層の地山
白いのが焼けた獣の骨
後期後葉の土器
斜めの層に土器片が堆積している
少し南側に設定された短いトレンチ
ポールの位置に貝層がある
環状盛土がポールの位置まで続いているように見える。
西側に設定された二本のトレンチ(左が長く、右が短い)、手前が谷部の低地。
水辺の活動域(谷部の低地)
東側の体験発掘のポイント。1940年(昭和15年)に東京大学が調査した地点と推定されている。近隣の小学生が体験発掘を実施している。
昨年度の調査で東側の高まりに設定されたトレンチ。シジミの貝層の下からマガキの貝層が見つかった。
受付のテントでは、出土した石製の祭祀道具の岩板、土器、獣骨、石器類などを展示していた。土器では安行3b式、3c式や、東北地方に由来する大洞BC式。小学生が体験で発掘した土器片など。
岩槻区城南にある真福寺貝塚で10月19日(土)10:00~11:30と13:30~15:00に発掘調査現地見学会を開催します。縄文時代後期から晩期の遺跡で、貴重な文化財が多数出土しており、この遺跡から出土した #みみずく土偶 (東京国立博物館蔵)は、重要文化財に指定されています。 #貝塚https://t.co/trcnm59dj7 pic.twitter.com/SnzPv33JrI
— さいたま市岩槻区役所 (@IwatsukiSCPR) 2019年10月10日
史跡 #真福寺貝塚 発掘調査現地見学会 (埼玉県 岩槻区) https://t.co/8DsFWvmCzs#現説 、最高!#縄文 #岩槻区 pic.twitter.com/Q7JAQzcbMq
— やまうち🌗 (@takashiyam) 2019年10月19日
【さいたま市立博物館】さいたま市最新出土品展2020
— さいたま市の博物館 (@SaitamaMuseum) 2020年9月15日
展示資料の一部を紹介します。#岩槻区 にある真福寺貝塚出土の #骨角器、 #装飾品、 #石鏃、 #耳飾り です。https://t.co/t9g0DdmIMh pic.twitter.com/k7DMzgyzo5
さいたま市最新出土品展2020特別映像「映像①真福寺貝塚貝層剥ぎ取りドキュメント」
さいたま市最新出土品展2020特別映像「映像②真福寺貝塚L地点発掘調査ドキュメント」
令和2年度 さいたま市内遺跡発掘調査成果発表会 発表資料(2)真福寺貝塚(K・L地点)
マンホール蓋