週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

子の神遺跡 厚木市戸室

厚木市の古墳巡りの続き。次に訪れたのは厚木市立戸室小学校。校内に子の神遺跡の説明板が立っている。子ノ神遺跡は、戸室小学校の建設に伴って発見された遺跡で、昭和49年(1974)から昭和52年(1977)にかけて発掘調査が行われ、弥生時代中期から平安時代にいたる竪穴住居址を200軒以上を発見した。特に弥生時代後期から古墳時代前期にかけての時期が中心で、弥生時代の住居跡からは家形土器が出土。高さ39.0cm、切妻造で脚台が付き、屋根の棟はゴンドラ形の舟のような特異な形で、孔が空けられ、家自体が容器となっている。

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子ノ神遺跡出土家形土器/厚木市

近郊の文化遺産 厚木市戸室2丁目自治会

子之神社
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文献

[1] 相原精次・藤城憲児 2000「神奈川の古墳散歩」彩流社

 

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