幸手市郷土資料館で開催中の企画展「幸手の土器」を鑑賞した。サブタイトルは「土器からみえる人びとのくらし」初心者にもわかりやすく土器の見方を教えてくれる。幸手は現在は埼玉県だが、奈良時代の行政区分では武蔵国ではなく下総国葛飾郡に所属していたとされ、武蔵産の須恵器は発見されず、茨城県土浦市の新治産の須恵器や、古河市の三和産の須恵器が見つかるとのこと。また、常設展示では、沖積低地に属する幸手市で唯一、下総台地に位置する槙野原の縄文遺跡を紹介していた。ここの貝塚は埼玉県で最北とのこと。
旧吉田村立吉田中学校の校舎を活用した民具資料展示室も見学した。
大蛇