伊勢塚古墳は、大塚古墳の南西約300mに位置する。この2基の古墳は、平成7年に山梨県教育委員会が、文化庁の国庫補助を受け、学術調査を実施した。伊勢塚古墳では航空写真による測量図化を実施した。現状での規模は、基底径36m、頂点径14m、高さ8mの円墳。
町指定史跡 伊勢塚古墳
文化財指定 昭和44年4月17日
大塚、北原古墳群の内の1基で、大塚地区の古墳の中で最もよく原型を残して居ます。
基底は36メートル、高さ6メー トル、頂点の径14メートルで、頂点には伊勢大神を祀る石祠があり、古墳の名称の由来となっています。
埋葬施設については不詳ですが横穴式石室ではないかと考えられています。
一説には江戸時代に発掘を試みたが、祟りを恐れて原形に復し、石祠を建立したともいわれています。
文献