二子山古墳見学会の後で赤烏元年銘神獣鏡が出土した鳥居原狐塚古墳を訪れた。
歴史文化公園みたまの里
文化財 狐塚古墳 昭和51年6月1日指定
田見堂および鳥居原古墳群の一基、円墳で現存する部分の径は18メートル、高さは1メートル程の草地となっている。明治26、7年頃発掘され、その発見された遺物が、わが国考古学会の貴重な資料となった。出土した副葬品は国の重要文化財に指定された赤烏元年銘神獣鏡をはじめ内行花文鏡、直刀、剣、銅鈴、須恵器等がある。鏡面は半円方角帯の方形内に各一字を造出していたものであるが現在では「吉」の一字だけが判続できるのみである。また名帯の全文も不明だが「赤烏元年5月25日」の九字ははっきりとわかる(赤鳥は呉の大帝の年号、西暦238年)。
また、2面の出土した鋼のレプリカが三珠町民文化資料館に展示してある。
山梨県/埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0419_鳥居原狐塚古墳
神獣鏡/赤鳥元年五月廿五日在銘/山梨県西八代郡三珠町鳥居原狐塚古墳出土 文化遺産オンライン
鳥居原狐塚古墳。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年9月14日
赤烏三年紀年銘神獣鏡が出土したことで有名。
かなり削平されているようだ。
この古墳は最近調査され18mの方墳ということが判明した。
壺型土器も出土している。
五世紀初めの方墳。
竜塚古墳の配下の方墳に成るらしい。
この鏡は対外交渉で入手したとの想定もできるようだ。 pic.twitter.com/x4FtbkMNIM
【鳥居原狐塚古墳】
— 大弥生時代bot (@yayoibot8) 2022年10月24日
所在地:山梨県西八代郡
三国志の呉の年号である赤烏元年(238年)の紀年銘が刻まれている対置式神獣鏡が出土したことで著名。日本と呉の間で歴史書の記録には残っていない交流が行われていた可能性を示唆している。 pic.twitter.com/cksEC4Hl0Q
この野っ原に、邪馬台国時代の呉の鏡が埋まってたと想像するだけで胸熱。ちゃんと三次元計測されてるのは素晴らしいが、本物とレプリカを置くべき場所が逆になってるのが残念 pic.twitter.com/wF7rIPobJ5
— 月をみるもの (@bamboo4031) 2023年5月10日
文字がちゃんと読める!! https://t.co/kVGNRTzV2x pic.twitter.com/drnRxumna4
— 月をみるもの (@bamboo4031) 2023年5月10日