週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

「地方から見た継体朝とその前後~6世紀前半期の群馬の古墳時代~」高崎市観音塚考古資料館

この日のシメは企画展「地方から見た継体朝とその前後~6世紀前半期の群馬の古墳時代~」を開催中の高崎市観音塚考古資料館。全国的に畿内系の横穴式石室が普及するなど考古学的にも大きな変革が認められる6世紀前半の継体朝とその前後の期間にスポットを当てる企画展。近年、継体天皇の動向と深く関連する考古資料と指摘される捩り環頭大刀・広帯二山式冠・三葉文楕円形杏葉を取り上げる。これらは継体天皇の関連地に集中して分布するが、関連地からはずれている群馬でも、捩り環頭大刀が8例、広帯二山式冠が2例、三葉文楕円形杏葉は高崎市宮古墳の1例が確認されている。また、石見型埴輪を取り上げる。東国では東海と群馬でしか確認されていない。群馬が東国を代表する先進地域であったことがよくわかる。

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観音塚考古資料館 企画展 | 高崎市

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