1912年(明治45年)に日米友好の証としてワシントン市に贈られた「荒川の五色桜」は、ポトマック公園に植えられ桜の名所となった。本家の「荒川の五色桜」は堤防工事や公害で衰退。この五色桜を復活させるため、昭和56年にポトマック公園の枝を採取して「桜の里帰り」が実現した。
米国の首都ワシントンDCといえば、大理石の建築物や整った街並みとともによく知られているのが桜並木。毎年この時期に咲き誇る花々は春の風物詩となっています。このワシントンの桜は日本からやってきたものなのですが、横浜でのある偶然の出会いがきっかけになったそうです。https://t.co/za68r1MY3t
— ナショナルジオグラフィック日本版 (@NatGeoMagJP) 2021年3月25日
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【#学芸員のつぶやき】
— 北区飛鳥山博物館(公式) (@ASUKAYAMA_muse) 2021年8月20日
真夏の桜🌸その1
8月18日は、明治42年に東京市がアメリカのワシントン市へ桜2000本を寄贈することを決めた日です。これが現在のポトマック河畔のさくらまつりへと繋がります。夏の盛りの蝉時雨の中、春の満開の桜を思って進められた植樹事業、ミスマッチだけど、いいね!かな。
真夏の桜🌸その2
— 北区飛鳥山博物館(公式) (@ASUKAYAMA_muse) 2021年8月20日
アメリカの桜植樹事業になぜ日本が?となりますよね。実は明治42年、日本から #渋沢栄一 を団長とする実業団が渡米しました。アメリカで事前に訪米の準備をしていた、タカジアスターゼの発明で著名な高峰譲吉と駐米総領事の水野幸吉が、植樹事業に日本の桜の寄贈を申し出たからです。