週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

王子電気軌道

都電と通称される東京都交通局が運営する路面電車は、1903年に開業した東京電車鉄道、東京市街鉄道、1904年に開業した東京電気鉄道の3社が合併して1906年に設立した東京鉄道を、1911年に東京市が買収して東京市電気局が運営する東京市電として誕生、1943年に東京都制の施行により東京都交通局に改組、その後もしばらく市電の名称が使われた。1911年に誕生した東京市電は、営業キロを発足時の98.8kmから、1914年度末までに128.0kmとしたが、第一次世界大戦の影響による資金調達難と好景気による物価上昇で路線整備計画は見直しとなる。この好景気により1日の乗客数は1916年度の約72万人から1922年度には約131万人と1.8倍に増加。1910年代後半から20年代前半にかけては東京市電は市内交通の8割を担い黄金期であった。ところが1923年9月1日に発生した関東大震災により、電力設備の機能停止により送電ができず、全線で運転不能となった。大阪市電気局などの協力により復興を進め、1924年6月に全線が復旧した。また、1924年2月には、東京市営バスの運行が開始された。関東大震災を契機として自動車の有用性が認識され、東京市電の1日の乗客数は1924年度の約136万人をピークに減少に転じ、1934年度には約79万人まで減った。1945年の太平洋戦争の敗戦後、すぐに戦災から立ち上がり、都電は都民の足として戦後復興と高度成長期の東京の発展を支えた。最盛期には営業キロが約213km、最大41系統の路面電車網が都内24区に張り巡らされた。ところが1960年代、交通渋滞により定期運行が困難となり、一部路線の廃止が始まる。また、1967年に東京都交通局財政再建団体に指定を受け、路線廃止が推進され、1972年までに181kmの路線が廃止になり、路線のほとんどが専用軌道の荒川線のみが唯一の都電として残った。

都電荒川線は、王子電気軌道が1911年8月に開業した大塚・飛鳥山間の電気軌道に始まり、1913年に栄町・三ノ輪橋間が開業、1915年に王子・飛鳥山間が開業、1925年に大塚駅前・鬼子母神前間と王子・栄町間が開業して、三ノ輪・王子間と王子・大塚駅前間が直通開始、1928年に鬼子母神前面影橋間が開業、王子・大塚駅前間と大塚駅前・面影橋間が直通開始、1930年に面影橋・早稲田間が開業、1932年に王子・王子柳田間を開業、その後、赤羽まで延伸、戦時中の電力・交通統制により1942年に王子電気軌道は事業を東京市に譲渡して東京市電となる。1972年に王子駅前・赤羽間の都電は廃止された。

王子電気軌道は、電気軌道の敷設・運営だけでなく、電気供給事業も手がけ、巣鴨村に火力発電所を建設して、1911年11月に北豊島郡王子、巣鴨、板橋、岩淵、滝野川、尾久、三河島の各町村と埼玉県北足立郡川口町での電灯供給を開始、1914年末から猪苗代水力電気を受電、板橋区練馬区・北区・荒川区・豊島区・川口市草加市八潮市の一部に電気を供給した。1942年に電力統制により電灯事業を関東配電が合併した。巣鴨村の火力発電所は、都電荒川線巣鴨新田停留所側にあった。現在は、東京電力パワーグリッド株式会社の大塚支社となっている。王子電気軌道の設立当時、電気事業と鉄道事業を兼業する企業は珍しくなく、小田急電鉄(親会社は鬼怒川水力電気)、京成電気軌道目黒蒲田電鉄東京横浜電鉄京王電気軌道京浜電気鉄道などがあり、当時は、電灯・電力事業が鉄道事業より利益を生む事業構造だった。また、王子電気軌道は、江戸時代より桜の名所だった飛鳥山のある王子を中心に、早稲田、三ノ輪橋、赤羽に路線を伸ばし、王子稲荷や荒川遊園など観光地の足として需要を開拓した。

交通局の歩み | 東京都交通局

都電荒川線 | 東京都交通局

昭和の東京を縦横無尽に走った「都電」の記憶 | 通勤電車 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

都電荒川線沿線については、今までいくつかのブログ記事を書いている。

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王子電気軌道(都電荒川線の前身)所有の王電ビルヂング。現在は梅沢写真館。昭和2年の建設。
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王子電車への乗客誘致を目的として、王子電気軌道株式会社が荒川遊園の経営に参入しました。

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