週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

上境旭台貝塚 現地説明会(3/11) つくば市栄、他

縄文時代漆器の出土が新聞報道された上境旭台貝塚の現地説明会に参加した。上境旭台貝塚は文献[1]の「番号093、貝塚、集落跡、S24、H19・21〜23・27・28・29・30・31発掘調査(一部湮滅)、H25・30確認調査」

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上境旭台貝塚つくば市東部の桜川右岸の台地から低地にかけて立地。斜面貝層を伴う縄文時代後・晩期(約4,000〜3,000年前)の集落跡。漆器は、水辺だった地下3~4メートルの谷底で見つかった。周囲に地下水が湧き、粘土層の土に覆われていたため、腐食を免れたという。縄文時代漆器が出土したのは茨城県では初。出土した漆器は状態も良く驚かされた。都市再生機構(UR)による大規模土地整備開発のための記録調査。漆器の写真も撮ったがSNSへの投稿はNGとのこと。

文献

[1] つくば市教育委員会 2020「つくばの遺跡

[2] 公益財団法人茨城県教育財団 2022 『茨城県教育財団文化財調査報告459:上境旭台貝塚525』公益財団法人茨城県教育財団

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