千葉県立中央博物館で開催中の巡回展「発掘された日本列島2024」を鑑賞した。平成7年度から始まった本展は、今年度で30回目の開催。千葉県立中央博物館での開催は16年ぶり3回目。今回は「我がまちが誇る遺跡」として北海道・今金町、北海道・余市町、群馬県・藤岡市の3地域に焦点を当てる展示と、「新発見考古速報」として遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2024」で発表のあった5遺跡の他、北海道の美々4遺跡、福島県の墓科遺跡、奈良県の菅原遺跡、宮城県の穴田東窯跡・薬師堂東遺跡、神奈川県の六ノ域遺跡の10遺跡を紹介する。また、「地域展」では、令和3年度に寄贈された千葉県指定有形文化財「半円方格帯神獣鏡」(大多喜 台古墳群鏡)を初公開。
地域展「大多喜 台古墳群の鏡がうつし出す時代」
特集「洞窟・岩陰遺跡、その多様な世界」
🏺「#列島展」を開催します⚒️
— 千葉県立中央博物館 (@chiba_chuohaku) 2024年5月10日
当館では、文化庁との共催により「発掘された日本列島2024」(通称「列島展」)を開催します。
約560点にものぼる貴重な資料が全国から中央博に集結します。
会期は6/8(土)から7/15(月祝)まで。
ご期待ください‼️#千葉県立中央博物館https://t.co/KCPGhM6zMM pic.twitter.com/10Kdj9U3dS
🏺「#列島展」千葉限定展示のご紹介⚒️
— 千葉県立中央博物館 (@chiba_chuohaku) 2024年6月2日
日本全国を巡回する列島展。
各地の貴重な資料に加え、各会場館による独自企画「地域展」も大きな見どころです。
当館では「大多喜 台古墳群の鏡がうつし出す時代」と題し、近年寄贈を受けた県指定の鏡「半円方格帯神獣鏡」を初公開します❗️#千葉県立中央博物館 pic.twitter.com/fUQnvm0tyG
【#発掘された日本列島2024 で展示されます!】
— 常陸大宮市 (@hitachiomiya_) 2024年6月7日
常陸大宮市長倉に位置する弥生時代中期の再葬墓遺跡「宿尻遺跡」の出土品を、文化庁主催の「発掘された日本列島2024」に出品します。壺形土器や管玉など38点が全国の博物館を巡回します。ぜひご覧ください!
詳細はこちら→https://t.co/sDn6Q3Ukyw pic.twitter.com/W22kcVniju
発掘された日本列島2024
— 発掘された日本列島図録 (@HAKKUTSU_japan) 2024年6月8日
ついに開幕!
北海道からやって来た、
旧石器時代からアイヌ文化期までの展示品を一部ご紹介します
❶ピリカ遺跡(今金町)
❷大川遺跡(余市町)
❸美々4遺跡(千歳市) pic.twitter.com/lB4NSkG6NL
🏺「#列島展」本日 開幕!⚒️
— 千葉県立中央博物館 (@chiba_chuohaku) 2024年6月8日
初日から多くの皆様にご来館いただきました。ありがとうございます。
会期は7月15日(月・祝)まで。
ぜひご来館ください‼#千葉県立中央博物館
展示の詳細はこちらからご覧ください⇩https://t.co/KCPGhM6zMM pic.twitter.com/lCgoPL5BMe
発掘された日本列島2024
— 発掘された日本列島図録 (@HAKKUTSU_japan) 2024年6月9日
列島展の人気者、埴輪をご紹介します
この中で群馬産ではない埴輪は?
#千葉県立中央博物館 pic.twitter.com/Ylyx5njRpg
発掘された日本列島2024
— 発掘された日本列島図録 (@HAKKUTSU_japan) 2024年6月10日
【正解】
人物埴輪
▶︎城山1号墳(千葉県香取市)のもので、
地域展にてご覧になれます!
その他は下記の通り
🐎馬形埴輪
石山南古墳(群馬県伊勢崎市)
🪿水鳥形埴輪
小林古墳群(群馬県藤岡市)
🐓鶏形埴輪
赤堀茶臼山古墳(群馬県伊勢崎市)#千葉県立中央博物館 https://t.co/Z0rtW2ozIp pic.twitter.com/2p71fRaNMo
🏺「#列島展」開催中❣️⚒️
— 千葉県立中央博物館 (@chiba_chuohaku) 2024年6月12日
鮮やかな青が印象的なこちらは、アイヌの伝統的な宝飾品であるタマサイとニンカリ(北海道余市町・大川遺跡出土)。
縄文時代から近世にかけて地域の拠点として機能したこの遺跡からは多数の土坑墓が発見され、各時代の特色ある副葬品が出土しています。#千葉県立中央博物館 pic.twitter.com/VRvkqNMqS0
発掘された日本列島2024
— 発掘された日本列島図録 (@HAKKUTSU_japan) 2024年6月14日
列島展の「たくさん」をご紹介します。
❶サメ歯
❷矢じり
❸刀子
❹耳飾り pic.twitter.com/dm6buBMzCE
【真福寺貝塚の遺物を「列島展」に出品中!】
— さいたま市文化財保護課 (@SBunkazai) 2024年6月17日
千葉県立中央博物館(千葉市)で開催中の『発掘された日本列島2024』に、
国指定史跡真福寺貝塚の遺物70点を出品しています🏺
最新資料を間近で見る貴重な機会です!
千葉市での展示は7月15日(月・祝)まで。
詳細はhttps://t.co/IEjPqHGFBg#列島展 pic.twitter.com/acDrg2UjkU
🏺「#列島展」開催中⚒️
— 千葉県立中央博物館 (@chiba_chuohaku) 2024年6月20日
地域展の目玉である台古墳群の鏡は、歴史的な重要性はもちろん、保存状況の極めて良好なことにより古くから知られています。
背面に錆がほとんど見られず、往時の姿を明瞭に留めています。
展示室ではぜひ色んな角度からご覧になってみてください。#千葉県立中央博物館 pic.twitter.com/9kisaxna1K
🐚「#列島展」開催中🔍
— 千葉県立中央博物館 (@chiba_chuohaku) 2024年6月25日
北海道・美々4遺跡は約3千年前の遺跡ですが、はるか大昔に絶滅した「アンモナイト」が出土しています。
その人気から「化石の女王」とも呼ばれるアンモナイトは縄文人にとっても魅力的だったらしく、孔を開けて装身具として使ったとも言われます。#千葉県立中央博物館 pic.twitter.com/9oaSonY8GW
🏺「#列島展」開催中!⚒️
— 千葉県立中央博物館 (@chiba_chuohaku) 2024年6月26日
群馬県藤岡市では、豊富な天然資源を活かした「モノづくり」の遺跡が多く確認されています。
写真は坂原遺跡の縄文時代の出土品。緑色片岩を使って石棒や石剣を作っていました。
ここで作られた道具は、市原市の西広貝塚からも発見されているそうです!#千葉県立中央博物館 pic.twitter.com/HAQTg5m1BI
列島展 地域展 大多喜台古墳群 画文帯環状乳神獣鏡
— Yoshi (@yoshi111_u) 2024年6月26日
同じ文様をもつ鏡として、高崎市八幡観音塚古墳の復元品 傷のつき鏡の方から台古墳群のものとは生産過程が異なるとのこと わずかな傷で良く判別していいました 鉄剣の埼玉稲荷山古墳は台古墳群の傷の入り方に近い #発掘された日本列島 #列島展 pic.twitter.com/aASKtScG9M
「発掘された日本列島」展は2017年から毎回、鑑賞している。
30周年記念も兼ねる公式図録も発売中。