週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

赤門脇の発掘調査 文京区本郷

東大赤門の脇で実施中の発掘調査で、加賀藩邸地境石組溝が良好な状態で発見されたと聞き、平日に訪れた。石組溝が見つかったのはコミュニケーションセンター(UTCC)と赤門の間の調査区で、すでに調査は終わってビニールシートがかけられていた。今は、その向かいで調査が始まっていた。まだ始まったばかりとのこと。

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赤門

文政10年(西暦1827年)加賀藩主 前田斉泰にとついだ11代将軍徳川家斉の息女溶姫のために建てられた朱塗りの 御守殿門であり、重要文化財に指定され ています。

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金網の奥に見えるのが「ノーベル物理学賞受賞記念(浜松ホトニクス)」
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9月末に再訪したら、ブルーシートがなかった。
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向かい側からも石が
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UTCC
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東京大学埋蔵文化財調査室

赤門北側のトイレ新営に伴う発掘調査で、溶姫(加賀藩13代斉泰に嫁いだ徳川11代将軍家斉21女) 御殿時代(文政10年[1827]〜 )の加賀藩邸地境石組溝が良好な状態で発見されました。この石組地境溝は本調査地点北側の情報学館・福武ホール地点、南側の伊藤 国際学術研究センター地点でも発見されましたが、いずれも近代以降の撹乱を受けて遺存状況は良くありませんでした。この地境溝は溶姫御殿建設時に周囲の本郷六丁目町屋を引き払った火除け地との境に造られました。溝幅は約1mで他の藩邸境の2倍近い規模で、溝底には漆喰が貼られ非常に丁寧に造られています。この構造からも中山道(現本郷通り)に面した溶姫御殿の豪華さを知る遺構といえます[写真はこちらから](2023.9.1)。

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梅謙次郎博士追慕植樹碑
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鉄門
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煉瓦塀
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