この日の最後に勝坂遺跡を訪れた。
史跡勝坂遺跡公園(勝坂遺跡D区)
史跡 勝坂遺跡公園案内図
国指定史跡 勝坂(かつさか)遺跡は、縄文時代中期(約4500〜5000年前)の代表的な集落跡です。大正15年(1926)に発見された顔面把手付土器などの造形美豊かな土器は、この時代を代表するもので、「勝坂式土器」として広く知られています。
この周辺には、起伏に富んだ自然地形、緑豊かな斜面地の樹林、こんこんと湧き出る泉など、縄文人が長く暮らし続けた豊かな自然環境が、今なお残されています。
敷石住居(30号住居)
埋没谷と縄文集落群
縄文生活林
廃絶住居の窪地
竪穴住居(1号住居)
竪穴住居(3号住居)
文献[2]より
58.勝坂遺跡D区出土のマメ圧痕土器(かっさかいせきデーくしゅつどのまめあっこんどき)|相模原市
シリーズ「相模原ふるさといろはかるた」でみる名所紹介① ㋑ | 相模原市立博物館の職員ブログ
文献
[1] 相模原市教育委員会 2018『国指定史跡勝坂遺跡総括報告書』
[2] 西本 志保子・坂本 稔・河本 雅人 2021「勝坂遺跡出土土器の炭素14年代測定及び炭素・窒素同位体比分析について」『相模原市立博物館研究報告』 第29集