神崎遺跡は、神奈川県中央部、相模川の支流となる河川付近の標高24mの台地上に立地する弥生時代後期の環濠集落跡。土器は西遠江産が95%以上を占め、当該地域から集団移住があったと考えられている。弥生時代後期の南関東地域の社会のあり方を知る上で重要な遺跡。
ビニールシートで覆われた部分は、2017年から年1回、環濠の一部として一般公開していたが、風雨による崩壊の危険から2021年の公開を最後として土を埋め戻し、その上に防水シートがかけられている。
文献
[1] 綾瀬市教育委員会 1992 『綾瀬市埋蔵文化財調査報告2:神崎遺跡発掘調査報告書』綾瀬市教育委員会他
[2] 井上洋一 2009 「綾瀬市 神崎遺跡」『第33回神奈川県遺跡調査・研究発表会発表要旨』神奈川県考古学会
[3] 綾瀬市教育委員会 2010 『綾瀬市埋蔵文化財調査報告 7:神崎遺跡範囲確認調査報告書』綾瀬市教育委員会
娘を迎えに行く途中。弥生後期の遺跡である綾瀬市 神崎遺跡へ。
— chiba_kofun (@yukio_0525_) 2022年4月29日
資料館も併設され、出土品も所狭しと展示がありました。この時代に人々はなぜこの地にやってきて、去っていったのか?本当は、小田原市 中里遺跡にも寄るつもりが、渋滞で、断念。#環濠集落#神崎遺跡 pic.twitter.com/Bt7wdQfJM5