神明貝塚は、奥東京湾(おくとうきょうわん)最北部の汽水域に形成された縄文時代後期前半の馬蹄形貝塚(ばていけいかいづか)を伴う集落遺跡の中でも最大級の規模を持つ遺跡。集落域と貝層がほぼ全体が良好な状態で保存されている。今年3月の官報で文部科学大臣が神明貝塚を国史跡と指定したことが告示された。春日部市初の国指定史跡。
市道を除く神明貝塚の範囲は全て民有地。史跡公園等の整備を期待する。
稲刈りシーズン
稲わらを三角に組んだ積み藁(つみわら)、藁ボッチ(わらぼっち)
以前、春日部市郷土資料館で神明貝塚から出土した縄文人の頭蓋骨や貝輪などを見学した。
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文献
[1] 春日部市教育委員会 2018 『埼玉県春日部市 神明貝塚総括報告書』春日部市教育委員会
【公式】埼玉県立さきたま史跡の博物館 最新出土品展-地中からのメッセージ-WEB展示室 第1回「国指定史跡 神明貝塚/午王山遺跡」