北区の生涯学習の場として利用されている北区立中央公園文化センターは、1930年(昭和5年)に東京砲兵工廠銃包製造所(1940年に東京第一陸軍造兵廠十条工場に改組)の本部事務所として建てられた。終戦後は占領軍に接収され、外壁は白く塗装され、米軍の保安司令部やベトナム戦争時には野戦病院(キャンプ王子)として使用されたのち、1971年(昭和46年)に返還された。
文化センターの隣には、赤羽台4丁目の星美学園から移設された赤羽台古墳群の3号墳の石室と、東京砲兵工廠銃包製作所のボイラーと鋼製耐震煙突銘板が保存されている。
2020年 東京都北区 旧東京第一陸軍造兵廠本部
— 武田菱 (@takedabishi8) 2020年4月12日
1930年に建てられた東京第一陸軍造兵廠の本部施設。戦後はアメリカ軍に接収され、東京兵器補給廠第4地区、キャンプ王子(ベトナム戦争の傷病者収容施設)として使われた。1971年に返還され、現在は北区中央公園文化センターとなっている。 pic.twitter.com/Apv7kocfuN