北区の豊島五丁目団地にかつて、国鉄の東北本線貨物支線(通称:須賀線)の貨物駅の須賀駅があった。終戦まで、須賀駅から延びた軍用貨物線は、東京第一陸軍造兵廠十条工場内に入り、そこから南の東京第一陸軍造兵廠滝野川工場の方に続いていた。この終点付近に置かれていた憲兵の詰所とされるコンクリート建造物がコルモピア滝野川店の前に残っている。詰所にしては開口部が少なく、動力室とか、炊事場とか諸説ある。
すぐ南を流れる石神井川
路地を探索すると塀の基礎に煉瓦
さらに進むと陸軍用地の標石(境界石)。東京第一陸軍造兵廠十条工場の南端か?
今回は「みみかき」さんのTwitterの投稿を参考にさせて頂いた。
北区滝野川四丁目。東京第一陸軍造兵廠跡地と石神井川の間、動力室とか憲兵小屋と言われるコンクリート物体がある辺り。コルモピアのついでに路地へ入る。
— みみかき (@cygnus_wing) 2019年7月26日
公務員支という電柱。煉瓦基礎の塀。「陸軍用地」の境界石。
この辺りは戦前から軍関係の公務員住宅があったのかしら?
そして動力室とは。 pic.twitter.com/uj6nL7mAN5
東京第一陸軍造兵廠滝野川工場については以前に四本木稲荷古墳のブログ記事で取り上げた。