山王塚古墳を見学したあとで南大塚古墳群の現存する古墳を巡った。
関越自動車道の川越インター近くの廃業したラブホの庭にある西中原1号墳。円墳。
ここから北東方向に関越道をまたぐように古墳11基が群集していた。その中の南大塚4号墳は、全長36mの前方後円墳で、河原石積みの狭小な横穴式石室をもち、南大塚古墳群で最期の前方後円墳(6世紀後半の築造)。南大塚8号墳は、径27mの円墳で河原石積みの狭小な横穴式石室をもつ(7世紀前半の築造)。この2基は川越市立博物館の企画展で紹介されていた。
この11基の少し北の耕作地の中に南大塚古墳群の分布図に記載されていない怪しいマウントがあるというので寄り道。塚かもしれない。