日野台地の北西部、西に谷地川を望む七ッ塚遺跡に所在する七ツ塚古墳群。七ツ塚公園として整備された。
七ツ塚公園内にある金刀比羅神社。文献[1]によると「最初の発掘は明治27年と言われている」「地元の人々の伝承では2基の古墳を発掘し、その時の土を1ヶ所に盛り上げて頂上に古刀毘羅宮を祭ったという」「発掘した古墳の直上に土を盛ったのか、あるいは別の場所に土を盛ったのか定かでない」「発掘されたのは明治27年ではなく明治初年の事なのかとも考えられる」とのこと。つまり詳でない。
七ツ塚公園。
#はにツイ 38
— TORU Suzuki (@TORUSuzuki10) 2022年5月7日
東京都日野市 七ツ塚古墳群の人物埴輪😍
鳥居龍蔵が東大人類学教室に持ち帰り、保管陳列していたという女性埴輪頭部は、
●東京帝国大学編 1920『人類学写真集』埴輪土偶之部 東京帝国大学
に
「第一九版 武藏國南多摩郡日野町字本郷、七ッ塚」発見の土偶首部
として収録され、 https://t.co/LEXnOoK7eG pic.twitter.com/VUSxkwbhYf
●大野雲外 1920「人類學寫眞集―人類學教室出版埴輪土偶之部」『人類學雜誌』第35巻第11-12号 東京人類学会
— TORU Suzuki (@TORUSuzuki10) 2022年5月7日
に、その解説がされています。 pic.twitter.com/OtQIiiJUO4
公園に保存設置されている道標石。
文献[1]に七ツ塚古墳群分布図として、昭和29年の発掘で現在は小さな窪地になっている地点(1ヶ所)と、小さな墳丘状の形で残っている地点(4ヶ所)が記されている。
七ツ塚公園から北西に徒歩4分にある埴輪公園。
説明板の「現在では5基が残っていますが」の5基は、七ツ塚公園内の金比羅神社と小さな墳丘状の形で残っている地点(4ヶ所)のことと思われる。
西方向の眺め。
後日、残存する墳丘を確認するため、再訪した。
文献
[1] 多摩地区所在古墳確認調査団 1995『多摩地区所在古墳 確認調査報告書』
[2] 八王子市郷土資料館 2009『多摩の古墳』八王子市教育委員会
今年最後のダイヤモンド富士を待機中です!#日野 #七ツ塚 #多摩 pic.twitter.com/yRIKnOYA9t
— 日野宿発見隊 (@hinoshuku) 2020年12月31日
また来年!#日野 #多摩 #ダイヤモンド富士 pic.twitter.com/FrVwSuWjEQ
— 日野宿発見隊 (@hinoshuku) 2020年12月31日