中野区と練馬区と調布市と府中市の博物館、資料館を4館を巡った。
中野区立歴史民俗資料館。
「大むかしの中野」展を開催中(8月31日まで)。妙正寺川の流域の遠藤山遺跡では1990年と2014の発掘調査で4基の円墳の周溝が検出された。周溝からは陸橋と円筒埴輪(片)や土器が検出された。
練馬区立ふるさと文化館。「石神井川流域の縄文文化」展を開催中(8月12日まで)。練馬区内を流れる石神井川、白子川、中新井川(江古田川)流域の縄文時代遺跡から出土した土器や石器を中心に紹介。
通常展示のパネルによると練馬区では古墳の発見例はないとのこと。
調布市郷土博物館。
今年3月に狐塚古墳(下布田6号墳)が都指定史跡に指定されたのを記念してギャラリー展示「狐塚古墳と下布田古墳群」を開催していた。狐塚古墳(下布田6号墳)から出土した太刀、鍔、刀子、小刀、鉄鏃、下布田8号墳などから出土した須恵器、土師器などを展示していた。2003年の企画展「下布田古墳群の調査」のパンフレットを購入。
企画展「東京最古の旧石器」を開催中。府中市の北端にある武蔵台遺跡は、都内最古の遺跡の一つ。2015年から2016年に東京都立埋蔵文化財調査センターが実施した発掘調査で、立川ロームの第X層から約3万5,000年前の石器が多量に出土した。
通常展示では武蔵府中熊野神社古墳の1/20模型や古墳から出土した土師器や須恵器、円筒埴輪を展示。