三浦半島西岸の付け根付近の丘陵上に立地する長柄桜山古墳群の2基の大型前方後円墳は1999年に携帯電話アンテナ工事をきっかけに発見された。2基の古墳とも葉山町と逗子市の境界線の東西に延びる丘陵尾根線上にある。
京急の新逗子駅で京急バスの「逗17」葉桜行きのバス停を探すが見つからず、諦めて歩いたら、逗子幼稚園の前でバス停を発見。バスに乗る。バスは住宅地の細い坂道を登って行く。終点の葉桜で下車。
1号墳は整備工事中だった。
1号墳はここから25m程、丘陵を登ったところにある。
山道を登りきると1号墳の後円部が現れた。
1号墳。前方後円墳。全長約90m。
後円部の北側から後方部。
くびれ部から後円部。植生シートのようなものを張っていた。
前方部から後円部。
2号墳はここから西に500m。
県道311号線(鎌倉葉山線)の桜山隧道の頭上。
2号墳の後円部に至る。
2号墳。前方後円墳。全長約88m。
後円部。2号墳は墳丘に登れる。
後円部の墳頂。
後円部の墳頂から前方部。
郷土資料館。
1号墳から出土の円筒埴輪。埴輪を知らない地元の土器職人が指導を受けて作らされたようだ。
郷土資料館は4月から来年3月まで休館。市の緊急財政対策。
長柄桜山古墳群(逗子市・三浦郡葉山町) | かながわ考古学財団 考古資料館
文献
[1] 神奈川県教育委員会 2001「長柄・桜山 第1・2号墳 測量調査・範囲確認調査報告書」
[2] 逗子市教育委員会・葉山町教育委員会 2004「シンポジウム 前期古墳を考える 記録集」
#長柄桜山古墳群2号墳 の墳丘からは、#相模湾 ごしに #富士山 を望む絶景が広がります。被葬者が、相模と安房を結ぶ海の道、#古東海道 の要衝を支配していた王であること実感させる眺めです。 pic.twitter.com/JNdt5u6WIe
— 天羽光 (@RCt5y1L3599LlHc) 2022年3月8日
「長柄桜山古墳群発見の意義と今後の課題」逗子市教育委員会。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2022年12月23日
史跡指定20周年記念講演会。
北條芳隆先生のお話。
長柄桜山古墳群の整備がすすんで円筒埴輪も設置されたようだが未だ立入禁止。
前期後半の古墳編年は未解決と言うことか?
ユーチューブで勉強です😍https://t.co/h3lQDDyJJL pic.twitter.com/venFDNMVGl
先日、逗子市で行われた史跡指定20周年記念講演開催"長柄桜山古墳群の発見の意義と今後の展望"の動画が逗子市公式チャンネル(YOUTUBE)にて、公開されてます!!https://t.co/AGsEDhLHKf pic.twitter.com/vWbxpmjf3Y
— chiba_kofun (@yukio_0525_) 2022年12月23日