東京タワーから見下ろせる芝公園の中に芝丸山古墳はある。前方後円墳。全長106m、後円部の直径64m、くびれ部の幅が約22mと都内最大級。前方部の広がりと高さのない形態から5世紀の築造と推定される。標高22m。築造当時は芝の潟の港を見下ろす位置に古墳はあった。
芝東照宮。この背景に古墳がある。
前方部の登り口に丸山貝塚がある。
くびれ部から後円部。
前方部になぜか大野伴睦さんの句碑「鐘が鳴る 春のあけぼのゝ 増上寺」
前方部から後円部を眺める。
後円部から前方部を眺める。
後円部にはなぜか伊能忠敬測量偉功表の碑。
後円部を下から眺める。
東京タワーとプリンスパークタワー。
芝公園の地図。
芝丸山古墳。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年3月11日
東京タワーから撮った写真が出てきたので。
真ん中の森が芝丸山古墳。
東京湾に面した高台に立地していることがよくわかる。
海浜型前方後円墳と言われている。
長柄桜山古墳群や五色塚古墳などの仲間。
海洋交通を掌握した前期後半の首長のお墓だと思う。 pic.twitter.com/biNHQhH99Y
文献
[1] 坪井 正五郎 1899「芝公園古墳發見の人頭骨」『東京人類學會雜誌』14 巻 162 号 p. 488-490
[2] 東京新聞編集局 1993「古墳を歩く」
[4] 近藤義郎 1994『前方後円墳集成 東北・関東編』山川出版社
[5] 宮川進 1997「さいたま古墳めぐり」さきたま出版会