週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

芝丸山古墳 港区芝公園

東京タワーから見下ろせる芝公園の中に芝丸山古墳はある。前方後円墳。全長106m、後円部の直径64m、くびれ部の幅が約22mと都内最大級。前方部の広がりと高さのない形態から5世紀の築造と推定される。標高22m。築造当時は芝の潟の港を見下ろす位置に古墳はあった。

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港区立芝公園から、右が古墳の後円部、左が芝東照宮
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芝東照宮。この背景に古墳がある。
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前方部の登り口に丸山貝塚がある。
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くびれ部の円山随身稲荷大明神
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くびれ部から後円部。
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前方部になぜか大野伴睦さんの句碑「鐘が鳴る 春のあけぼのゝ 増上寺
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前方部から後円部を眺める。
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後円部から前方部を眺める。
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後円部にはなぜか伊能忠敬測量偉功表の碑。
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後円部を下から眺める。
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東京タワーとプリンスパークタワー。
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芝公園の地図。
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詳細情報 : 東京都文化財情報データベース

文献

[1] 坪井 正五郎 1899「芝公園古墳發見の人頭骨」『東京人類學會雜誌』14 巻 162 号 p. 488-490

[2] 東京新聞編集局 1993「古墳を歩く」

[4] 近藤義郎 1994『前方後円墳集成 東北・関東編』山川出版社

[5] 宮川進 1997「さいたま古墳めぐり」さきたま出版会