摩利支天塚古墳の発掘調査現地説明会の後で、壬生町の羽生田地区を巡った。この地区には、現在、約50基の古墳が確認されている。6世紀後半には、埴輪群をもつ大型の前方後円墳の茶臼山古墳と大型の円墳の富士山古墳が築かれた。どちらが先に築かれたかははっきりしていないが出土した家形埴輪から茶臼山古墳が先に築かれたと考えられている。
茶臼山古墳は全長91mの前方後円墳。二段築造。堀、土塁を含めると全長140m。
周堤に登って、周溝越しに基壇の前方部
右が前方部の周溝、左奥に基壇の後円部
周溝から基壇に登って前方部
くびれ部の裾から、右が前方部、左が後円部
後円部の裾から、左手前が後円部、右奥が前方部
左手前が後円部、右奥が前方部
基壇から後円部
後円部墳頂は大きく窪んでいる
後円部墳頂から前方部
前方部墳頂から後円部
前方部墳頂から東を望む。鹿沼カントリー倶楽部の黄金コースのあたり
基壇に降りて、左手前が前方部、右奥が後円部
右手前が後円部、左奥が前方部
周溝に降りて、基壇の後円部
この後、説明板のところに戻ろうとしたら方向がわからなくなり焦ったが、落ち着いて行動してなんとか戻れて助かった。
壬生町/地域史料デジタルアーカイブ 文化財デジタルマップ・みぶの文化財 古墳、遺跡 茶臼山古墳
壬生町/地域史料デジタルアーカイブ 刊本閲覧しもつけのはにわ人たち 1.壬生のはにわ
文献
[1] 八木奘三郎 1895「下野國下都賀郡羽田ノ石墳」『東京人類学会雑誌』第116号
[2] 東京新聞編集局 1993「古墳を歩く」
[3] 壬生町教育委員会 2019 パンフレット『みぶの古墳 -「羽生田地区の古墳群」と「壬生地区の古墳群」- 』第5版