次に明和町斗合田(とごうだ)の斗合田愛宕様古墳を訪れた。文献[2]によるとすぐ北に斗合田薬王寺古墳があった。「マッピングぐんま」だと1枚目の写真中央の斗合田集落センターの位置が斗合田薬王寺古墳となっている(現況は宅地)。
「明和町の文化財と歴史」によると「斗合田には、斗合田稲荷塚古墳があり、昭和29年7月に群馬大学史学研究室が発掘調査をした結果、7世紀後半、古墳時代末期の横穴式石室を持つ古墳と判明した。古墳内からは盗掘され た残りの品と思われる遺物が発見されていたが、町の開発行為に伴い、令和2年に撤去された。」とのこと。
文献
[1] 藤村クレスト株式会社 2021 『斗合田稲荷塚古墳』群馬県邑楽郡明和町教育委員会
[2] 公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 2023 『群馬県埋蔵文化財調査事業団調査報告書717:上江黒遺跡』公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団
1 上江黒遺跡, 82 江黒古墳, 2 斗合田稲荷塚遺跡, 7 斗合田富士嶽古墳, 8 斗合田愛宕様古墳, 9 斗合田薬王寺古墳