取手市に残る将門伝説の地を散策。
小貝川右岸の標高20mの台地の東端に位置する大日山古墳。墳頂に岡神社を祀る。大日山古墳のある一帯は、将門が桔梗御前と一緒に住んだ屋敷跡で、古墳を物見台にしたと伝わる。1935年に地元の山王村史蹟保存会が仏島山古墳と大日山古墳を県の史蹟指定の請願を県知事に提出、翌年、大日山古墳のみ県の史蹟に指定された。1987年に藤代町史編さん事業の一環で大日山古墳の周溝確認の調査が実施されたが、周溝は確認されず、形状や規模は不明とのこと。現地の説明板では高さ2.8m、径18mの円墳。