東武スカイツリーライン姫宮駅の東約3km、中川右岸の標高7mの自然堤防上に単独で所在する大塚豊明神社古墳。墳丘上に豊明神社を祀る。擁壁工事の際に土師器の壺が見つかっている。墳丘は大きく改変を受け、現状は一片約20m、高さ約7mの方形。出土土器から4世紀中葉頃の築造と考えられる。発掘調査は未実施。周溝墓の可能性も指定されている。南側に参道の細長い高まりが残存。前方後方墳の可能性もある。
さきたま史跡の博物館の企画展「埼玉の古墳 3」(2018/9/15〜11/14)で展示された本古墳出土の土師器の壺を見学した。
文献
[1] 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2018「埼玉の古墳 3 - 北足立・北埼玉・北葛飾 -」