週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

埴輪

「地中からのメッセージ」 さきたま史跡の博物館

さきたま古墳公園のさきたま史跡の博物館で開催中の平成30年度最新出土品展「地中からのメッセージ」を見てきました。 今年2月に現地説明会があった埼玉古墳群二子山古墳で出土した土師器、円筒埴輪、須恵器など、さいたま市の本杢遺跡の円墳跡から出土した…

「日本文化の淵源を求めて」國學院大学博物館

國學院大学博物館で開催中の開館90周年記念企画展「日本文化の淵源を求めて」を鑑賞しました。期待以上に充実していました。 主な出展品は、 ・正装男子 人物埴輪。千葉県出土。山武郡の古墳に樹立していた可能性が高い。推定高180cn。古墳時代後期。6世紀後…

稲荷塚古墳 さいたま市立大宮西高校

さいたま市立大宮西高校の校庭にある古墳。円墳。径35m。高さ5.9m。北西部に開口部を持つ馬蹄形の周溝からは人物や円筒埴輪が出土している。埋葬施設は未調査。6世紀中頃。茶臼塚古墳から北に徒歩5分。さいたま市立大宮西高校は2020年3月に閉校。2019年4月に…

千葉県の博物館巡り

江戸東京博物館で開催された「発掘された日本2018」展で、今年も関東考古学フェアのスタンプ台紙をもらいました。道作1号墳の現地説明会の後で千葉県の博物館を4館を巡りました。猛暑の中だったのでどこの博物館もほぼ貸切。 千葉県立房総のむら、風土記の丘…

綿貫観音山古墳 高崎市綿貫町観音山

東国の正倉院といわれるほどの貴重な出土品のあった綿貫観音山古墳。二段築成の前方後円墳。全長97m。後円部に横穴式石室。6世紀後半の築造。二重の周溝。井野川下流域で最後の前方後円墳。1967,1968年に発掘調査が実施され、未盗掘の横穴式石室から人骨1体…

生出塚遺跡 鴻巣市東

生出塚(おいねづか)遺跡は古墳時代後期の東日本最大級の埴輪生産遺跡。5世紀末から6世紀末までのおよそ100年間に多種多様な埴輪が生産された。生出塚埴輪窯は、埼玉(さきたま)古墳群の専用窯で、二子山・鉄砲山・愛宕山・瓦塚・奥の山・天祥寺裏の7古墳をは…

白鍬塚山古墳 さいたま市桜区白鍬

白鍬学園の裏にある白鍬塚山(しらくわつかやま)古墳。円墳。径30m。高さ3m。5世紀後半の築造。さいたま市内で確認されている古墳の中で最も古い。前方後円墳の可能性もある。 さいたま市博物館に白鍬塚山古墳から出土の朝顔形円筒埴輪が展示されている。 さ…

「発見!発見!松戸の古墳時代」 松戸市立博物館

松戸市立博物館では、市内の発掘調査によって明らかになった集落・古墳の様相や、実際に出土した土器・埴輪などの特徴を紹介する企画展「発掘!発見!松戸の古墳時代」を開催中。 展示案内|松戸市 発掘!発見!松戸の古墳時代 - 一般社団法人松戸市観光協会…

挂甲の武人 東京国立博物館

2015年10月のリニューアル以来、東京国立博物館の平成館考古学展示室の顔として展示られていた国宝「埴輪 挂甲(けいこう)の武人」が7月2日から本格的解体修理に入る。挂甲の武人は群馬県太田市飯塚町出土の6世紀の埴輪で、埴輪で唯一国宝に指定されている。…