つくば市北条の露盤石。北条中台遺跡と重複して中台の台地東側に所在したと想定されている北条中台廃寺の石造露盤と考えられている。露盤とは塔の屋根頂部に置いて雨仕舞の役割を果たす建築部材のこと。北条中台廃寺は、寺院的遺構が未発見だが、平沢官衙遺跡との関係から、郡衙近隣に所在することが多い(郡寺と呼ばれることもある)寺院跡となり得るとされる。北条中台廃寺は文献[2]の「番号136、北条中台古墳群,北条中台遺跡と同一地域,H27確認・発掘調査」
2020年に中台古墳群を探索したときに、「露盤石」の看板の「←」矢印の意味を勘違いして、目の前を通り過ぎて、見つけられなかった。この「←」矢印は「稲荷神社」の場所を示していたんだ。だつたら「露盤石」の前に「↑」をつけて欲しかった。
文献
[1] 財団法人茨城県教育財団 1995 『茨城県教育財団文化財調査報告102：中台遺跡』財団法人茨城県教育財団
茨城県つくば市の北条の森の中に石祠。石祠がのる大きな石は露盤石という名がついている。 pic.twitter.com/fHsP7iC26P
— 産鉄族 (@santetsuzoku) 2022年3月8日
茨城県つくば市の北条の露盤石があるのは中台と呼ばれる台地の上。https://t.co/DF7kvmSb26 https://t.co/prSxLFPd6i pic.twitter.com/j5KolCvu8z
— 産鉄族 (@santetsuzoku) 2022年3月8日
茨城県つくば市の北条の露盤石。北条寄り道マップによると露盤石は奈良時代の寺院の塔の露盤が転用されたものだという。 https://t.co/86AFwjzY9H pic.twitter.com/h52y4pBKRs
— 産鉄族 (@santetsuzoku) 2022年3月8日
