山梨県中央市豊富郷土資料館で開催中の企画展 「王塚古墳の時代−最新発掘調査成果と埴輪の世界−」を鑑賞した。本展は、今年3月に山梨県の史跡に指定された王塚古墳とその周辺の古墳時代遺跡の発掘調査の成果を中心に紹介する。また、埴輪から王塚古墳と畿内とのつながりも探る。
中央市広報2023年4月号(22~24ページ図書館だより・歴史が真ん中「二子塚古墳」)(PDFファイル:6.8MB)
企画展「王塚古墳の時代」中央市豊富郷土資料館。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2023年9月6日
今年は県内最大の前方後方墳・二子塚古墳の発見があり、全国的にも中央市の古墳時代に注目が集まっています。
そこでこの秋、最新の発掘成果を発表するとともに、古墳時代における全国とのつながりを考えようと、企画展を開催することになりました。 pic.twitter.com/cjfM75qZU7
「王塚古墳の時代−最新発掘調査成果と埴輪の世界−」中央市豊富郷土資料館。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2023年10月19日
最近、発掘調査により新たに確認された56mの前方後方墳。
出土した土器が展示されている。
S字甕はC類が主体だろうか?
4世紀後半?
甲斐銚子塚古墳と同じ時期?
荒井啓太氏の新しい前方後方墳論の補強にもなるのだろうか。 pic.twitter.com/UMK5LvtJnz
今年5月に王塚古墳と発掘調査中の二子塚古墳を見学した。
蚕影大神(こかげだいじん)
旧豊富村では昭和39年(1964)5月1日に、集落単位の19の養蚕組合が合併して、豊富村養蚕農業協同組合を設立しました。
本養蚕農業協同組合は、永年にわたり豊富村養蚕振興の拠点としての活動を展開してきましたが、養蚕業の衰退に伴って、平成9年(1997)3月31日に組合を閉じ、同年4月1日より豊富村農協の養蚕部会へと組織再編しました。しかし、豊富地区養蚕業の終焉とともに、平成27年4月にその役割を終えました。この蚕影大神は、昭和15年(1940)に作られ、昭和56年(1981)12月に豊富村養蚕農業協同組合・稚蚕共同飼育所の敷地に移設、祭祀されたものです。以来、旧豊富村の養蚕業の繁栄を見守ってきましたが、この度、中央市豊富郷土資料館隣地に移し、養蚕事業の歴史を代表する遺産として保存することになりました。
なお、この移転は豊富地区最後の養蚕家(故) 中込文義氏の御芳志によるものです。
平成27年8月吉日