昨年12月に満50周年を迎えた王子駅前の総合レジャー施設「サンスクエア」について、日本製紙株式会社が2023年8月30日に「経営・財務固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ」として、譲渡益約254億円(予定)で譲渡することを取締役会で決議したと発表した。譲渡価額、帳簿価額、譲渡先については、譲渡先との取り決めにより公表を控えるとのこと。来年3月25日に物件引渡し予定で、子会社が営業している商業ビル、ゴルフ練習場は当面の間、営業継続予定とのこと。北区王子は、渋沢栄一が中心になって1873年に設立した抄紙会社が、2年後の1875年に製紙(洋紙)工場を操業した地で、1893年に王子製紙株式会社(初代)に改組(改称)、王子工場は1943年に操業を休止、1949年過度経済力集中排除法に基づき王子製紙は解散、後継会社として苫小牧製紙・本州製紙・十條製紙の3社が発足、王子工場跡は十條製紙が継承。十條製紙は1993年に山陽国策パルプと合併して日本製紙に改称。苫小牧製紙は1952年に王子製紙工業と改称(1960年に王子製紙(2代目)に改称)、王子製紙は1993年に神崎製紙を合併して新王子製紙に、1996年に本州製紙を合併して王子製紙(3代目)に、2012年に純粋持株会社制に移行して王子ホールディングスに、事業部門は王子製紙(4代目)などに移管。1972年、十條製紙社宅跡に十条ボウル・王子センター(現サンスクエア)が開業。
王子駅前サンスクエア – スポーツ!グルメ!ショッピング!王子駅前最強レジャー施設
日本製紙株式会社 2023年08月30日 経営・財務固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ
\抄紙会社設立150年の企画展が明日から開催!/
— 【公式】東京北区渋沢栄一プロジェクト(渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館) (@shibusawakitaku) 2023年9月15日
9月16日(土)から、紙の博物館(飛鳥山公園内)にて、企画展「抄紙会社150年ー洋紙発祥の地・王子」が開催されます。
150年前、渋沢栄一翁が提唱して設立した抄紙会社のあゆみと歴史を紐解く企画展、ぜひお越しください!https://t.co/fNRGGiJo55 pic.twitter.com/iDT0vBIZP9