道作1号墳の現地説明会の後で道作古墳群の他の古墳を巡った。現地説明会の資料では、道作古墳群は、前方後円墳7基、円墳14基、方墳の1基とされる。1号墳から6号墳まで市教育委員会が測量調査を実施済み。他は未調査。前方後円墳はすべて南西に前方部を向ける(資料では1基の前方後円墳の向きが南に前方部を向けるように記載されてあるが、この前方後円墳は位置と向きに誤りがあるようだ。また、前方部とされる位置には未記載の円墳があり、これと混同したのかもしれない)。1号墳、4号墳、5号墳は公園として整備されている。
6号墳。前方後円墳。全長37m。左手前が前方部、右奥が後円部。文献[4]
3号墳。前方後円墳。全長30.5m。右手前が後円部、左奥が前方部。
4号墳。円墳。径11m。文献[3]
5号墳。前方後円墳。全長15m(推定)。文献[3]
[12/15追加] 5号墳の前方部から後円部
[12/15追加] 5号墳の前方部の先にある円墳(無名墳)
5号墳の北側の円墳(無名墳)。かなり大きい。
5号墳の北側に江戸時代の旧道が残る。
旧道の右側(北西側)の林の中に2号墳がある。前方後円墳。全長36m。肉眼でも墳形がわからない。写真だとこんな感じ。どこ撮ったんだ?
[12/15追加]この写真は2号墳ではないとの指摘を受けた。確かに光の当たり方が旧道の右側ではなく左側と思われる。おそらく、3号墳と2号墳の間にある2基の古墳(無名墳)。の1基目と思われる。
[12/15追加] おそらく、3号墳と2号墳の間にある2基の円墳(無名墳)の2基目と思われる。
[12/18修正] 南西端の道路で削られた円墳(無名墳)。北東から。
[12/15追加] おそらくこの写真が旧道の右側(北西側)の林の中にある2号墳。前方後円墳。全長36m。肉眼でも墳形がわからない。どこ撮ったんだ? 後円部らしい。
[12/18修正] 南西端の道路で削られた円墳(無名墳)。南西から。
[12/18追加] 旧道の右側(北西側)の林の中にある2号墳。前方後円墳。全長36m。文献[1]。今回も写真は撮影出来なかったようだ。林と藪で肉眼でも墳形がわからず、写真を撮るのを断念したと思う。
旧道の左側(南東側)に3基並ぶ円墳。
1基目の円墳(無名墳)
2基目の円墳(無名墳)
3基目の円墳(無名墳)
3号墳の南西に位置する前方後円墳(無名墳)
後円部
前方部
古墳群で南西端にある前方後円墳(無名墳)。
[12/18追加] 後円部の墳頂
[12/18追加] 前方部の墳頂
北西から後円部
北西から前方部
北西からパノラマで左が後円部、右が前方部
林の南西端から北東に並ぶ3基の円墳(無名墳)。下の写真の右の道路から左の林の中に肉眼だと墳形がわかる。
1基目の円墳(無名墳)
2基目の円墳(無名墳)
3基目の円墳(無名墳)
競争馬育成ティムファームの門の脇にある円墳(無名墳)。これも大きい。
ティムファームの奥にも円墳(無名墳)。
ティムファームの建物の脇にも円墳(無名墳)。[昨年撮影した写真]
古墳群の南西端の竹林の中の非定型の1基(無名墳)。北東から南西に長軸を持つ楕円形。方墳? [昨年撮影した写真]
文献
[1] 印西市教育委員会 2004 『平成15年度 印西市内遺跡発掘調査報告書』印西市教育委員会
[2] (財)印旛郡市文化財センタ− 2007 『財団法人印旛郡市文化財センター発掘調査報告書249:道作古墳群』(財)印旛郡市文化財センタ−
[3] 印西市教育委員会 2009 『印西市内遺跡発掘調査報告書』印西市教育委員会
[4] 印西市教育委員会 2010 『印西市内遺跡発掘調査報告書』印西市教育委員会
[5] 財団法人印旛郡市文化財センタ− 2011 『財団法人印旛郡市文化財センター発掘調査報告書295:道作古墳群(第2次)・馬場遺跡第5地点(第1次・第2次)』財団法人印旛郡市文化財センタ−
[6] 公益財団法人印旛郡市文化財センター 2014 『平成17年度から平成24年度 印西市内遺跡発掘調査報告書』印西市