大湯環状列石は縄文時代後期(約4,000年前)の遺跡。遺跡の中心には万座・野中堂と呼ばれるふたつの環状列石があり、遺跡内からは様々なまつりや祈りに関わる遺構と遺物が発見されており、縄文時代の精神文化や社会構造を総合的に理解できる遺跡として重要視されている。大湯環状列石で使用される石材は7km離れた諸助山で産出する石英閃緑岩。もともとは緑色。
環状列石のレプリカ
万座遺跡
野中堂遺跡
黒又山(クロマンタ)、日本のピラミッド。1992年の調査で山体は溶岩が盛り上がってできた自然の構造物であることが判明したが、斜面には7段から10段ほどのテラス状の遺構も確認された。