週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日本近代初等教育発祥の地 港区芝公園

御成門交差点の近くに立つ2つの碑。明治維新の後、徳川家の菩提寺だった増上寺は、明治政府によって、公園や教育の場として利用された。 日本近代初等教育発祥の地 開拓使仮学校跡 港区ホームページ/芝公園発見!歴史とロマン03 増上寺からスタートした近代…

こども平和塔 港区芝公園

芝公園4号地の「こども平和塔」は、東京市の結核療養所の初代所長で結核の予防と治療に尽力した田沢鐐二の発願で、平和を願い、全国の小中学生が廃品回収などで集めた寄金で1944年(昭和29年)に建てられた。 一般財団法人 平和協会 にほんブログ村

お台場の石垣石 港区芝公園

港区立みなと図書館に前にある お台場の石垣石。お台場は黒船来航により、幕府が急遽築いた海上砲台。未完を含め7基の台場のうち、第三と第六の2基を残して、その他は解体、埋め立てられた。この石垣石は第五台場から移されたと伝わる。伊豆周辺から運ばれた…

増上寺御成門 港区芝公園

増上寺の御成門は、裏門としてつくられたが、将軍が参詣する際にもっぱら用いられたので「御成門」と呼ばれるようになった。関東大震災と太平洋戦争の戦火から難を逃れて今に伝わる。 歴史と文化の散歩道 芝高輪コース 日比谷公園ー品川駅/目黒駅 9.5km 歴…

有章院霊廟二天門 港区芝公園

有章院霊廟二天門は江戸幕府七代将軍徳川家継の霊廟の惣門。有章院は家継の院号。霊廟は、1717年(享保2年)に八代将軍徳川吉宗が建立。1945年(昭和20年)5月の東京大空襲で焼失。二天門だけが焼失を免れた。 重要文化財有章院霊廟 二天門周辺整備|実績・事例…

芝大門 港区芝公園

増上寺の総門の芝大門。元もは江戸時代に木造で建設されたが、昭和12年に鉄筋コンクリート造で再建された。 増上寺三解脱門 瓦斯燈 港区ホームページ/みなとアーカイブ 浮世絵でみる今昔07 増上寺 【企画展】「#港区浮世絵さんぽ」展示資料の紹介✨昇斎一景…

旧台徳院霊廟惣門 港区芝公園

増上寺山内の南端に位置する台徳院霊廟は、1632年(寛永9年)に造営された2代将軍徳川秀忠廟所で、芝の徳川家霊廟の中で最も規模が大きく壮麗な建築群を誇っていたが1945年に罹災。惣門、勅額門、御成門、丁字門以外は消失した。惣門は現地に保存され、勅額門…

平和の灯 港区芝公園

芝公園の「平和の灯(ひ)」は、港区が昭和60年8月15日に「港区平和都市宣言」を行ってから、20周年を記念して設置された。灯している火は、広島市の「平和の灯(ともしび)」、福岡県星野村の「平和の火」、長崎市の「ナガサキ誓いの火」をあわせたもの。 港区…

長柏園跡 港区芝公園

長柏園(ちょうはくえん)は近代造園界の先駆者の長岡安平翁の邸。芝公園の18号地に長柏園跡の碑が立つ。 東京タワーパーキング(地下駐車場)の排気塔? 飯倉熊野神社の末社の恵比寿太田稲荷社は太田道灌ゆかりの社 にほんブログ村

芝公園の梅園 港区芝公園

芝丸山古墳の裾の芝公園の梅園は、江戸時代に新宿角筈にあった「梅屋敷銀世界」の梅に由来する。 品種は白梅が「長束(ナガツカ)」、紅梅が「鴛鴦(エンオウ)」、黄梅が「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」 磯石? にほんブログ村

芝東照宮 港区芝公園

梅の花に誘われて芝東照宮をお参り。 家光公お手植公孫樹(イチョウ) 煉瓦造の焼却場 芝東照宮ホームページ にほんブログ村

芝丸山古墳 (再訪) 港区芝公園

丸山貝塚の脇の階段で台地に上がると芝丸山古墳が現れる。前方部から墳丘上に上がるとタイガーマスクの虎の穴のような大野伴睦さんの句碑。後円部には伊能忠敬測地遺功表。くびれ部には円山随身稲荷大明神。円山随身稲荷大明神は、江戸の裏鬼門を守る増上寺…

芝丸山古墳群跡 港区芝公園

用事で外出したので、芝丸山古墳を4年ぶりに再訪した。港区立芝公園から芝丸山古墳の後円部の裾にアプローチ。そこから後円部には登らずにザ・プリンスパークタワー東京のあるプリンス芝公園へ。芝丸山古墳の西側にはかつては芝丸山古墳群の9基の円墳(陪冢)…

蜻蛉遺跡 草加市谷塚仲町

毛長川によって形成された微高地に所在する蜻蛉(とんぼ)遺跡は、1984年(昭和59年)、1985年(昭和60年)に、辰井川の改修工事に伴い実施された発掘調査で、方形周溝墓3基と円墳1基が見つかっている。 文献 [1] 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 1985「蜻蛉遺跡」『埼…

渋沢栄一 NHK大河ドラマ「青天を衝け」

ここ数日、本ブログの注目記事の1位に「渋沢栄一の墓」がランクインしている。今日から始まるNHK大河ドラマ「青天を衝け」の影響だと思う。埼玉県深谷市は栄一の生地として盛り上がっているが、東京都北区も栄一のゆかりの地として盛り上がっている。 ところ…

下十条運転区 北区東十条

京浜東北線の東十条駅南口の東隣の下十条運転区の車庫が解体中。 東十条の下十条運転区の車庫の解体がすすんでる。|赤羽マガジン新聞 にほんブログ村

十条冨士塚 (再訪③) 北区中十条

用事で外出したので、発掘調査中の十条冨士塚を訪れた。地山の掘削作業中。何が出るかな。埋蔵文化財調査は8月末までの予定。 2021年4月上旬の十条冨士塚。発掘が進んでいるようで、塚の形はほとんど無くなっている。新たな発見に期待。#東京都北区 #十条 #…

裏路地・階段・公園 品川区東大井

えんぴつロードを後にして、三菱鉛筆本社の裏を回り込もうとしたら、気になる裏路地を見つけ、足を踏み入れた。裏路地の先には階段。左折して進むと東大井公園。 近く塀や掲示板で見つけたポスター にほんブログ村

三菱鉛筆Bゲートの煉瓦基礎? (再訪) 品川区東大井

品川郵便局の隣の煉瓦基礎?も再訪。入り口には「三菱鉛筆Bゲート」の表示。 にほんブログ村

えんぴつロード (再訪) 品川区東大井

大井町まで来たので三菱鉛筆本社のえんぴつロードを再訪した。 三菱鉛筆 えんぴつロード「えんぴつベンチ」 | しながわ観光協会 にほんブログ村

線路脇から旧大井町変電所 品川区広町

大井町まで来たので線路脇から旧大井町変電所。 にほんブログ村

大名屋敷跡 品川区東大井

東大井6丁目の旧薩摩鹿児島藩島津家抱屋敷跡と4丁目の旧越前鯖江藩間部家下屋敷跡(元陸奥仙台藩伊達家下屋敷跡)。 霞ヶ関公園 大井公園 木芽坂(このめさか) 品川の大名屋敷|品川区 品川の大名屋敷 第2回 伊達家下屋敷(1)|品川区 品川の大名屋敷 第14回 …

大井林町古墳 品川区東大井

品川区の遺跡番号19番の大井林町古墳。大井公園内古墳を見学した後は、ご〜ご〜ひでりんさんの「古墳なう」の記事 を頼りに大井林町1号墳跡の推定跡を訪れた。現在は、マンションが建っている。 ご〜ご〜ひでりんさんの「古墳なう」の記事 によれば、大井公…

大井公園内古墳 (再訪) 品川区東大井

大井町に用事があったので、ちょっと寄り道して大井公園内古墳を2年ぶりに再訪。木立が落葉していて墳丘がよく見える。 墳頂部 文献 [1] 東京都教育委員会 1985『都心部の遺跡 -貝塚・古墳・江戸- 東京都心部遺跡分布調査報告』 にほんブログ村

長持形石棺 (王者の石棺)

天慶塚古墳の石棺が関東で5例しかない長持形石棺といことで、長持形石棺について調べた。長持形石棺は、近世の日本で用いられた民具(衣料の収納具)の「長持(ながもち)」に似ていることから命名された。長持には、長端部に棹(さお)を通すための金具があり、運…

2019年の野毛古墳まつりのこと (その2)

昨日の続き。13時30分から区学芸員による野毛古墳群散歩(野毛大塚古墳、等々力渓谷3号横穴墓、御岳山古墳、狐塚古墳)に参加。 等々力渓谷3号横穴墓。横穴墓は墳丘がなく崖線に横穴を掘って墓とする。韓国、九州、大分辺りで発生して、東日本に人が移動して来…

2019年の野毛古墳まつりのこと (その1)

2019年10月20日に開催された「野毛古墳まつり」についてはすでにブログ記事を書いたが、そのときは書かなかった学芸員さんからお聞きした話を少しまとめておく。 10時30分から11時までの区学芸員による野毛大塚古墳と古墳群の解説を聞いた。葺石は一番下のみ…

天神山古墳 世田谷区野毛

世田谷区の遺跡番号119番の天神山古墳。「台地縁辺 古墳(円墳) [古]周溝」 一昨年の野毛古墳まつりのときに、昼食をコンビニまで買いに行くついでに立ち寄った。近くの立派な建物の「坂口陽史ラーニングセンター」と表札が気になって調べたら、坂口さんは…